「宅老所ホヌの家」管理者、
私の名前は、磯部です。
冷奴やそうめんの薬味として 大活躍のミョウガ。
ホヌでもよく夏の食卓に並びます。
少し辛みと独特の香りが食欲を刺激し、
発汗を促し、熱を体外に出す作用があり、
夏バテ防止の効果が期待できます。
で、必ず話題に出るのが、
「でも、ミョウガ食べ過ぎたら、
物忘れがひどくなるって言うよね!」
と言う話。
だいたい、食べるのに必死で、
「ああ、それ聞いたことある〜!
なんでやろうなぁ。
そんな成分入ってるんかなぁ?」
とか何とか言って終わるんですが、
調べてみましたよ!
「お釈迦様の弟子に周梨槃特(シュリハンドク)と言うのがいて、
この周梨槃特が、たいそう物覚えが悪く、
自分の名前すら覚えられなかった。」
(もっと簡単な名前つけたれよ!)
名荷(みょうが)=名札を首から下げたことさえ忘れてしまったそう。
彼の死後、墓から生えてきた植物に、彼にちなんで「茗荷(ミョウガ)」という名がつけられたと言われています。」
と言う話をみんなに読み上げて、
「あれ?この話、前も聞いたなぁ。
前にも1回調べてるわぁ!
しかも、その時も『これ、前にも調べたなぁ!』
言うてたなぁ!!!(爆笑)」
と言うことは、少なくとも調べるのは3回目。
キレイさっぱり忘れている
認知症予防は、
「ミョウガを食べ過ぎないこと」
なのか?!
おそるべし、周梨槃特。