先週のワイドショーなんかで映画「大鹿村騒動記」の舞台挨拶の映像を見て動揺した人も多いはず。
あれを見たときの嫌な予感はこんなにも早く的中してしまいました。
齢を重ねても尚、あのゴリラのような強靭な肉体を持っても病魔には勝てなかったのか・・・。
芳雄さんの映画やTVドラマは少年時代から今日まで、それこそ数知れず観てきました。
オイラの中にはほとんど無いくらいの理想の男性像を持っていたのが原田芳雄さんです。
役者としては誰もが認める本物の俳優でありました。
だけども、オイラはそれと同じくらいブルース・シンガーとしての原田芳雄さんの歌声が耳について離れません。
六本木の小さなライブ・ハウスで桑名正博さんのギターで渋い喉を震わせ歌う芳雄さんの姿が忘れられません。
客席には松田優作さんもいたもんだから、そこはまさにフィルムの上の世界のようにピンと張り詰めた空気が漂ってたのをおぼえています。
そういえば「横浜ホンキー・トンク・ブルース」もオイラには優作さんより芳雄さんがしっくりくるんですよね。
タモリ倶楽部での電車企画では、子供のように熱くなっていた芳雄さんの姿もつい昨日のようの事です。
自分の年齢がこんなだから、もうこれからはこんな悲しいニュースも多くなってくるんだろうけど、それでも芳雄さんは死なないと勝ってに思ってました。
それにしても、自身の最新作の公開中に逝ってしまうなんて・・・(優作さんもそうだったな)。
原田芳雄さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。