眼・目・め | 湧flow

眼・目・め

昨年暮れあたりから,視力が落ちてきたなぁと気になっており,
個展後,人間ドックに行った際に視力を測ったら,
コンタクトしたままで0.4と0.5。

検眼の際の体調や疲労度で,数値が違ってくるのはわかっているものの,
さすがに対策を講じないとと不安になりました(・・;)。

そんな中,知りあいの間で評判になっている
初回の検眼は予約が必要で,2時間もかけるという佐倉のメガネ屋さんがあり,
「いいよぉ。おススメ。そこのおじさんがまたオモシロいんだよね」
との話を聞き,夏休み初日は佐倉のメガネ屋「とよふく」さんへ。

最初にCの字があちこち向いている,普通の検眼の表を見て裸眼の状態をチェックし,
「はい,普通の検眼はここまでね」
次にレンズをのぞいて,
[]が二重になってる別の形を左右がずれてるかどうかなどの確認をしながらレンズを調整し,
遠近感を見たり,目の動きを見たりとメニューは盛りだくさん。

「宇都宮さん,力のあるオモシロい目してるんですよぉ。
たまに日航のパイロットなんかにいるんですけどね。
見えない部分をググゥッと自分で調整しちゃう力があるの。検眼してて楽しい♪」
「はぁ,そうなんですかぁ…(・・。)ゞ」
よくわかりませんが,
確かに,会場の後ろの方からパワーポイントの画面が見えにくい際,
集中してぐっと見据えていると,ちゃんと見えてくるってくることが時々あったので,
そのことをいわれたのかもしれません。

なんでも,近くを見るためのレンズと,遠くを見るためのレンズは違うので
その人がどんな仕事をしているのか,
どんな観方をしたいのかでレンズの選び方は変える必要があるのだそうです。
これまでコンタクトで見えていた感じに近いレンズと,
対象にすっとフォーカスを絞り込みやすいレンズを比較させてもらい,
後者のレンズを試してみたくて,眼鏡を作ることに決めました。


現在,
裸眼・コンタクト・眼鏡
の3種類の観方ができるようになったと言えます。
この3種類で見分けて思うのは,
絵を観る人も,
視力検査的な意味での視力に加え,
さらにフォーカスしやすい眼かどうかで
見え方ずいぶん違ったものに映っているのだろうなということ。
さらには,そこに心象や体調,経験,絵以外の情報などが加われば,
同じ絵を観ても,誰一人として同じ観方はしないだろうということ。
もし,同じものを見て観方に近いものがあれば,
きっとその人たちは,考え方や境遇や生い立ちや性格や,
いろんな部分に共通の要素を持っているのではないかということ。

とよふくさん曰く,
「眼は大脳の一部です」
なるほどなと思うこの頃メガネ