Tension and Thaw
何がダメなんだろう…(´_`。)
ここのところ、頭の隅から時々この問いを引っ張りだしては、版画の答えをさがしていました。
とりあえず行き着いたのは、
安易に版をつくってしまったのがダメの元だということ。
構想は、当初のものを生かして、版をつくり直す事に決めました。
前回仕上げの版を重ねてしまったため、
下地として準備していた3種類のうちの1種類がなくなり、
まずは、下地づくりから。
3版あるので、これだけで肩がバリバリ凝ってくる結構な作業です(^_^;)。
やっと下地をつくり直したところで、
他の2種類の下地を再確認すると、
当初、なんだか弱すぎる気がして、他より1版余計に重ねてつくっておいたものが、
下地としてはくどすぎる感じが…。
結局、これは後からやり直す事に決定。
ふー、一歩進んで、一歩後退です(_ _。)。
さて、仕上げの版づくり。
前回の失敗は、まるで芋版のようなぺろっとした版だったこと。
今回は、版に絵を描く感覚でつくりはじめました。
刷ってみては、削ったりニスを塗りたしたりして調整し、計4版を作成。
心がけたのは、ところどころに緊張感を持たせて、それを緩和する部分もつくり、
単調にならず、かつバランスがとれていること。
これまでの版画は、版を重ねて濃いところをつくることによって
コントラストを強めて、明暗の緊張感を出していましたが、
今回は、もうちょっと危うさを持った繊細さのある緊張感を追求してみました。
この連休で、ようやく1点完成。
シリーズで考えているので、まだすべてが完成した訳ではありませんが、
方向が見えてきたのが、なんとも嬉しい…
。
ここのところ、頭の隅から時々この問いを引っ張りだしては、版画の答えをさがしていました。
とりあえず行き着いたのは、
安易に版をつくってしまったのがダメの元だということ。
構想は、当初のものを生かして、版をつくり直す事に決めました。
前回仕上げの版を重ねてしまったため、
下地として準備していた3種類のうちの1種類がなくなり、
まずは、下地づくりから。
3版あるので、これだけで肩がバリバリ凝ってくる結構な作業です(^_^;)。
やっと下地をつくり直したところで、
他の2種類の下地を再確認すると、
当初、なんだか弱すぎる気がして、他より1版余計に重ねてつくっておいたものが、
下地としてはくどすぎる感じが…。
結局、これは後からやり直す事に決定。
ふー、一歩進んで、一歩後退です(_ _。)。
さて、仕上げの版づくり。
前回の失敗は、まるで芋版のようなぺろっとした版だったこと。
今回は、版に絵を描く感覚でつくりはじめました。
刷ってみては、削ったりニスを塗りたしたりして調整し、計4版を作成。
心がけたのは、ところどころに緊張感を持たせて、それを緩和する部分もつくり、
単調にならず、かつバランスがとれていること。
これまでの版画は、版を重ねて濃いところをつくることによって
コントラストを強めて、明暗の緊張感を出していましたが、
今回は、もうちょっと危うさを持った繊細さのある緊張感を追求してみました。
この連休で、ようやく1点完成。
シリーズで考えているので、まだすべてが完成した訳ではありませんが、
方向が見えてきたのが、なんとも嬉しい…
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