先日のニューイヤーバレエ(新国立劇場バレエ)のレ・シルフィードですが、ラ・シルフィードというロマンチックバレエとは全く違う作品であることを知って驚愕!
ラ(la)は女性単数、レ(les)は複数につく定冠詞(英語のtheに相当)
フランス語は最後の”s”を発音しないからね~。
ひどい話なのがラのほうで、スコットランドのお話で、結婚式の日、純朴な農夫は空気の精に誘惑されて花嫁を置き去りにして空気の精を折って森に行ってしまい・・・ラストは悲劇だと思う(そりゃそうだろう)
レ・シルフィードは、元々ショピニアーナ(ショパンのピアノ曲を管弦楽に編曲して使用しているため)という題名で、詩人と空気の精が月夜の森で一晩、踊るというストーリーはなく、ただただショパンの調べに酔いしれるもの・・・