ボリショイinシネマ『スパルタクス』 | 翻訳したり♡踊ったり♥翻訳家nobu

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5月28日(土)、青木としえさん宅でのお食事会の後で、渋谷のBunkamuraのル・シネマまで足を伸ばし、見てきました映画


朝、ネット予約しようとしたらほぼ満席でかなり前の方の席になっちゃいました目


到着したら「本日満員」の札が・・・


連日のお出かけでかなりお疲れモードだった上に、ビールビールの酔いも手伝って1幕目はうとうとしてしまったぐぅぐぅ


これだけ男性バレエダンサーを擁する演目って珍しいんじゃね?


『海賊』もまあそうではあるが・・・


最初から最後まで息をもつかせぬスピーディかつパワフルな踊りの連続。


合間に踊られるスパルタクスとその妻、フリーギアとの愛のパドドゥが官能的でせつなくてよかったよ。


最後は史実に基づきスパルタクスがローマ軍に槍で突き刺されてしまうのが哀れなんだけど、ロシアの人はカタルシスと見るみたいでした。


その槍で突かれて持ち上げられる様が『天保12年のシェークスピア』(原作:井上ひさし)の(上川さん演じる)佐渡の三世次の最後に似てたなあ~。(これ、いかにも『リチャード三世』の翻案もの。名前も「三世次」だものね~((´∀`))


それにしてもハチャトゥリアンの音楽ってすごいよね~。真央ちゃんが踊った『仮面舞踏会』もハチャトゥリアンだよね?


スパルタクス / Spartacus

5/28(土)、6/10(金)各日19:15開演

出演:
スパルタクス ミハイル・ロブーヒン
フリーギア アンナ・ニクリナ
エギナ スヴェトラーナ・ザハーロワ
クラッスス ウラディスラフ・ラントラートフ

音楽:アラム・ハチャトゥリアン
振付:ユーリー・グリゴローヴィチ
音楽監督:パーヴェル・ソローキン

優しく勇敢なスパルタクスと妻のフリーギアは捕虜で奴隷の身。フリーギアは叩きに勝利した執政官クラッススのハーレムに連行される。一方、スパルタクスは剣闘場に送られ、友を殺すよう強要される。それを恐れたスパルタクスは仲間の捕虜に反乱を起こすよう扇動する。ボリショイのもっとも有名なダンサーが演じてきた『スパルタクス』は美しく迫力ある場面に溢れ、ソビエト時代からの伝統を象徴するバレエスタイルの作品。
2013年10月収録