昨日は、大学時代の同級生、計8名の観劇の集いに参加してきました。
もう7年ぐらい会っていない方たちもいて、お顔が分かるかな?と思ったり、
全く別の人でそっくりな人が向かい側にいらっしゃったので危うく声をかけそうになったり(爆)
でもみんな、あまり変わってないね、という褒め言葉のうちにしめくくられたのであります
演目は、『四谷怪談忠臣蔵』(@新橋演舞場)といって、『東海道四谷怪談』と『仮名手本忠臣蔵』を市川猿之助さんが一つに構成したもので、平成15年7月に歌舞伎座で初演されたそうです(今回、7年ぶりということです)
(元々、、『東海道四谷怪談』は『仮名手本忠臣蔵』の外伝として、四世鶴屋南北によって書かれたものなんだそうです)
奇遇なことに今月これを見たという人が、学生時代以外の私の友人の中に二人もいました
そのうちのお一人から場面展開が早いのでイヤホンガイドを借りることを薦められていたのですが、やはり借りてよかったです
市川右近が一人四役(新田義貞の霊、暁星五郎、直助、天川屋義平)もやっていたし、同じ場面での一人二役(いわゆる早変わり)もあったからです(例えば、お岩と小平(笑三郎))(これは拍手が起きるのですが、知らないとどうして?のままに終わりそう)
着物の柄や、持ち物などもその後のストーリー展開の伏線になっているそうで、こういう細かい部分まで分かって見ると楽しさも倍増するのでしょうね
昨日はお友達がチケットを取ってくれたのですが、最前列と二列目という非常に良席でした(一生に一度かもしれない・・・)
大詰の本物の水を何トンも使った大滝のシーンでの大立ち回りは、非常に豪快でした
そして新橋演舞場といえば、昨年の10月に劇団☆新感線の『蛮幽記』 を見てからちょうど半年なんですよね~。なっつかしい・・・
今回はお弁当をいただきました(「季節のご膳」で、今月は筍ご飯です)
あ、余談ですが、『四谷怪談』はお岩さんで毒を飲まされて顔がただれるお話、『番町更屋敷』はお菊さんがお皿を割ったかどで死罪になるお話で、二つは全く違う怪談なので悪しからず・・・(四谷と番町は近いですけどね(笑))
怪談と言えば、他には『牡丹灯篭』も見たことがあります。こちらはお露さんでしたね(まあ、なんとはかな気なお名前でしょう)
追伸:
東銀座の駅に向かう途中、今月いっぱいということで、歌舞伎座の前にはそのお写真を撮影している方がたくさんいました
私もちょこっと撮影してみました