くにおくんシリーズの売上本数

今でこそ個々のゲームソフトの販売本数を誰でも見られる時代だが、1995年頃までは、販売本数なんてのは表に出てこなかったんだよな。当時のゲーム雑誌の売上ランキングも、販売本数ではなくポイント表示だったので、ファミコン時代のソフトがどれだけ売れたかなんてのはわからない。100万本突破したゲームや有名なゲームの販売本数なら表に出てきているが、基本的にわからないんだよ。

ところが最近になって、過去のソフトの販売本数がじわじわと表に出てきているから面白い。いよいよ12月4日に熱血行進曲がバーチャルコンソールに登場するくにおくんシリーズ。これも少し検索してみると、結構載っているんだよ。

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■熱血硬派くにおくん（1987年4月）

■熱血高校ドッジボール部 （1988年7月）
> ファミコン版で約50万本を販売し、
> くにおくんシリーズを代表する大人気ゲーム
> ｢熱血高校ドッジボール部｣

■ダウンタウン熱血物語（1989年4月）

■熱血高校ドッジボール部サッカー編 （1990年5月）
> ファミコン版で約40万本を販売した人気作
> 『熱血高校ドッジボール部サッカー編』

■ダウンタウン熱血行進曲　それゆけ大運動会 （1990年10月）
> ファミコン版で約35万本を販売し、
> くにおくんシリーズを代表する大人気ゲーム
> ｢ダウンタウン熱血行進曲それゆけ大運動会｣

■ダウンタウンスペシャル　くにおくんの時代劇だよ全員集合 （1991年7月）
> ファミコン版で約50万本を販売し、
> くにおくんシリーズを代表する大人気ゲーム
> ｢くにおくんの時代劇だよ全員集合！豪華版｣

■いけいけ熱血ホッケー部（1992年2月）

■びっくり熱血新記録　はるかなる金メダル（1992年6月）

■熱血格闘伝説（1992年12月）

■くにおくんの熱血サッカーリーグ（1993年4月）

■熱血すとりーとバスケット　がんばれダンクヒーローズ（1993年12月）

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なるほど。ドッジボール部が50万本というのも驚いた。何回も何回も再販され、じわじわと売れ続けたんだろう。数ヶ月前の記事でも書いたとおり、サッカー編が40万本。熱血行進曲が35万本。そして、スーファミ本体が発売された後の1991年7月に時代劇が50万本！これはすごいよな。当時のゲーム雑誌のランキングでも、スーファミのFF4・ゴエモン・バトルドッジボールあたりと肩を並べていたのを覚えている。なんだか近いうちに「1991年のファミコンソフトを振り返る」なんて記事を書きたくなってきたな。