『しまふくろうとふゆのつき』
手島圭三郎
絵本塾出版
<出てくるもの>
・しまふくろう
・月
・えぞまつ
・きたきつね
・うさぎ
月が輝く冬の森に、一羽のしまふくろう。
じっと獲物を待ち、見つければ素早く襲いかかる。
寒さと、静けさと、野生の緊張感を感じる絵本です。
職人技の木版画が美しい。
図書館で借りました。
この絵本渋い。渋すぎる。
ホッケをつまみに日本酒が飲みたくなるような渋い絵本です。
でもわりと息子も気に入って、何度もリクエストしてきます。
静かで、特にストーリーの展開もないのですが、それがいい。
画(木版画)からはふくろうや樹々の質感までもが伝わってきます。
擬人化された動物が登場する絵本は数あれど、
野生動物をドキュメンタリーのように扱う絵本は貴重だなと思いました。
しまふくろうとふゆのつき (いきるよろこびシリーズ)
1,836円
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作者の手島圭三郎さんは、木版画で北海道の大自然を表現し続けてきた方だそうです。
ふくろうの他にも、きたきつね・おおはくちょう・ひぐま など。
手島圭三郎全仕事
2,916円
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おおはくちょうのそら (北の森から)
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