クレーム対応の本質 動画紹介

クレーム対応の本質 動画紹介

「クレーム対応の本質」の動画を紹介するブログ。このブログは共にチャンネル運営する動画担当OWGがお送りします。
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↓動画で解説↓

 

「まっっったく使えないな~」

嫌味を言われた時の返しの一言について一緒に考えていきたい
これは先に結論を言いますと答えは一つではありません
状況によります
ただ、嫌味を言われた時にどう切り返すか?
覚えておいて損はない、状況に応じて使い分けてほしい

「まったく使えないな~」

例えば上司から、先輩から言われることもあるでしょうし
何のいわれもなくお客様からそういう言葉を投げかけられることもある

ただ日本人は真面目
まったく使えないな と言われた時にほとんど全ての方が自責の念に駆られる

「あぁやっぱ自分ダメなんだ...」
「使えないんだ」
「まだまだだな~...」


自己嫌悪に陥るというのがほとんどのパターンだと思います
これはね、やめてください
完璧な人間なんかいませんし、たまたまその人が使えないなと言ったのは

これは 元2ちゃんねる管理人、ひろゆきじゃないが
「それはあなたの感想ですよね?」
ぐらいの気持ちで受け流すのが一番なんです実は。

その人が言っていることが絶対でもなければ、我々の人格を否定する権利なんかありません
それは上司先輩ですら、人格を否定する資格権利はない

「あぁそういう感想なのね」ぐらいの
「へぇーーー」 ぐらいの
流しがまずファーストアプローチ

「へぇー」
って言い返しちゃじゃダメですよ
でも心の中では、あぁ個人の感想ね~ と思っていいと思います

その上でどう切り返すか?
これは 松・竹・梅 ある

最初に決めるべきことは

  • 戦うのか?
  • 立ち去るのか?

もう自分の沽券(こけん)に関わるから
(沽券に関わる→評判や品位、プライドが傷つくこと)

 ここは戦うぞ! って思うのか

まあそんなの時間無駄、さっさと立ち去ろう とするのか
まずここが分かれ目
多くの場合立ち去った方が無駄な時間を過ごさなくていい
なぜならば
そこまで本気で我々を潰しにかかっているわけでもない

こういうことを言う人は基本的にパワハラ体質の人
パワハラ体質の人にアンタ考え方変えた方がいいんじゃないですか?
と言っても
長年培ってきたその人の性格とか考え方を我々が一言二言で変えるなんて、ほぼ不可能
時間の無駄
その人の性格が歪もうが、みんなから嫌われようが
関係ない話ですよね?

繰り返しますが
自責の念に駆られることだけはやめてください
本当にそれが一番良くないこと

「あー何か言ってんな」 ぐらいで十分

その上で
基本的には立ち去るのが一番
立ち去るときに返しの一言
立ち去る=喧嘩をしないと決める

この場合のシメの一言 返しの一言は
「貴重なご意見ありがとうございます」
慇懃無礼に返すとか、
(慇懃無礼→言葉や態度などが丁寧すぎて、かえって無礼であるさま)

「お話承りました」と流すとか
それを言ったことで相手がもう二の句が継げない
コミュニケーションのキャッチボールにならない、ようにする

言い返すとか、申し訳ございませんもダメ
申し訳ございませんって言うとサンドバックになるリスク
負けが確定している状態

「コイツには何を言っても大丈夫だ」逆にストレスのはけ口にされる
畳み掛けるように次から次へと汚い言葉を浴びせられるリスクがある
「申し訳ございません」もあんまり良い手ではない

他の動画でも紹介しているが「ご不便をおかけします」
ちょっと、言い方としては変なふうに思われるかもしれないが
どうしてもこれ謝った方がいい場面だよな 思ったら
「もうご不便おかけしております」と言う

話としては噛み合ってない感じがするが
謝罪はしていない だけど、逃げてる感じもしない
受け止めとしての返しとしてはアリかな

そもそも喧嘩をしないで立ち去る
ビギナーはこちらをお勧め

ギャフンと言わせてやろうとか、ここはちょっと沽券に関わるから
喧嘩仕掛けよう
と、思える立場だったり、立ち位置だったりするのであれば、切り返しもアリかもしれない
まったく使えないな言われた時に、じゃあどういう風に切り返すの?

私が今ぱっと、その喧嘩買ったろうやないかーい!と思ったときに返す言葉としては
「どういう意味ですか?」
質問を返す 投げ返します

「まったく使えないな!」
つかみどころのないパワハラ的発言を受けたときに
「すいません具体的にどういう事言っているんですか?」

と返すと説明の必要が生じます
説明しなくちゃいけない
彼らにとってはちょっと面倒くさいこと

「そんなこともわからないのか?」
またモワッとした話を返してくるかもしれない

「具体的にお願いします」
「どういう意味ですか?」

と返すと、彼らはそこまで本気で議論、喧嘩しようと思っているわけじゃないので、まさか反撃してくるとは思ってないから
腰砕けになる

「もういいよ!」
何か捨てぜりふを残して立ち去っていく可能性が高い
売られたケンカを買うときは、相手に説明の必要が生じるような返しをすることをお勧め

「その件に責任を取ってもらいますよ
トコトンこちらが納得できるまで
あなたが今吐き捨てた言葉について
解説を加えてください」


と返しをするのが
少なくともサンドバッグにならないための、攻撃は最大の防御

ある意味これは喧嘩を売っていることになる
上司とか先輩との関係性が悪化する可能性もありますし

お客様の場合、これお客様にも使えるんですよ
「まったく使えないな」と言われたら
「お客様どういう意味ですか?」

返していいと思う
するとちょっとムキになってまた言ってくると思いますけど

「申し訳ございません 具体的にお伺いしてよろしいですか?」

と言って
こちらにも人権がある 人格がある
きちんと押し戻しておかないとサンドバックなります

「いやいや、今言われたことに納得できないので詳しく説明してもらえますか?」

ていうぐらいの体で、押し戻しておくことをお勧め

マネージャークラスとか
ある程度経験があるとか
お年を召された方であればしっかりと戻して

「そんなことを接客の場面で言わない方がいいですよ、みっともないですよ」
というぐらいのお灸はすえておいた方がいいと思う

今回の件で絶対にやってはいけない、悪手 事例

  • 謝罪することによるサンドバッグ状態
  • 単なるストレスのはけ口

彼らは、使えないやつだなということに命を懸けて発言もしていないし
まあちょっと気に入らない、コイツ弱そうだからここで一発吐き捨てておこう
その程度で口にしている言葉でしかありません

あんまり深刻に考えないことをお勧め

 

 

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