帆ノ介の肝 | 伝家の宝竿 「帆ノ介」 ブログ

帆ノ介の肝

今日は懐が暖かくなったので自作竿の材料を

買出しに行きました。


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チューブラ、漆(黒と茶)、ローライダーガイド2ヶ

ついでに東レ「春夏秋冬2号」も買っちゃいました。


早速、作業を進めます。

今回の工程が帆ノ介を製作する上で一番「肝」となる部分!

時間も集中力も必要となりますので週末を利用して作業します。


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まずはチューブラと黒竹の接合部ですが

ここが「肝」!


デカパンや巨ボラをかけた時にはこの部分に

かなり負担がかかります。

そこで私はチューブラと黒竹の隙間を埋める為のジョイント?

を付けます。


材料は檜の筒材です。

それをチューブラがピッタリ入るように内径を

テーパー状に削り、黒竹にもピッタリ入るように

外径も削ります。


実に時間と根気のいる作業です。

今回も3時間ぐらいかかりました。


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まずは黒竹に接着してからチューブラを差込ます。


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これで負担が掛かる部分もガタが出ず、密着固定ができるのです。


あとは黒竹と檜の段差をエポキシでスムーズに成型しますが

今日はここまで。


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元竿部分が形になってきました。