お久しぶりです。

ホノレプチャンネルです。




2月11日、我が家のニシアフリカトカゲモドキの
ホワイトアウトちゃん(♀)が亡くなりました。




今回は、この子が亡くなるまでの経緯をお話します。
最後に、亡くなったときの写真があるため
気分を害される方がいるかもしれません。
苦手な方は、閲覧をお控えください。





現在、ニシアフリカトカゲモドキを飼育している方で
同じような症状がみられる
今後起こりうるかもしれない
と考える方々に
少しでも参考になることを願います。







10月の九レプでお迎えしたホワイトアウトちゃん





お迎えした当初は
尻尾もふっくら、目もぱっちりした可愛らしい
お嬢さんでした。



しかし、お迎えしてから
食べることに対するムラがあると
感じていました。


半分、拒食状態でした。


お迎えしたお店になにを食べていたかを聞き
コオロギ、ハニーワーム、人工飼料
たくさんのものを試しました。


食べるときは、食べていたのですが
頻度が少なすぎたため
病院を受診。



診断はマウスロット



口腔内にキズができており、
人間で言う、口内炎状態であると。


抗生物質を投与しながら
食べれるもの、この子の場合は
頭の潰したハニーワームを好んで食べていました。


しかし、食べれるからと言って
多く食べさせてしまうと、吐き戻しをすることがあり
食べさせる量も慎重になりました。


11月はハニーワームだけでなく
小さめのコオロギも食べていました。



しかし、次の問題に気づきます。




体重が減り続けているのです。




お迎えしたときは、25gほどありましたが




食べてるのに体重はどんどん減っていく
下痢もひどい



寄生虫?
もしかして、クリプト?



便を採取し、病院へ受診



診断はコクシジウム症




原生生物の一群であるコクシジウムという原虫が
小腸の細胞に寄生し、増殖することによって起こる病気です。


免疫力の低下により、
血便や脱水、貧血、栄養失調、体重低下などの
症状を起こします。



クリプトの可能性も考えられましたが、
動物病院の先生いわく
クリプトの検査は6回に1回検出されれば良いほうで
『クリプトの可能性もあるが、低いだろう』
とのことでした。



とにかく、薬を投与しつつ、
ホワイトアウトちゃんが食べれるものを食べさせて
これ以上体重が減らないようにしていくしかありませんでした。


よく食べてくれたのは
以外なもので


クレスゾルという、クレステッドゲッコー用の
人工飼料でした。
(画像がなかったので、下記参照)



ニシアフリカトカゲモドキは

基本的な飼育はヒョウモントカゲモドキと似ており

食に関しても、ヒョウモントカゲモドキ用の人工飼料を与えてる方も多いです。

(レオパゲル、レオパドライ等)




しかし、この子はそれらを食べず

クレスゾルをペロペロと舐め

美味しそうに食べてくれました。

(甘めの味が良かったんだろうか?)



このようにスプーンで食べてくれました。

動物病院の先生にも確認し
・ゲル状のものであれば水分補給にもなる
・とにかく、少しでも食べれるものを与えて、これ以上体重減少しないようにすることが重要
と、助言もいただきました。


12月からは
クレスゾルをつけたレオパゲル
クレスゾルをつけたレオパドライ
と、半固形のものも食べれるようになりました。




薬もお水もきちんと飲めていました。







それなのに
体重が減るのです。




下痢も続き
脱腸や脱皮不全もみられるように。
(対処法については、後日記述します。)







それでも、この子は生きようと
食べてくれました。





『頑張れ』


『食べれたね、偉いね』


『君がいなくなるのは寂しいよ』






声をかけながら、
毎日、1時間以上
ゆっくり、時間をかけて







苦じゃありませんでした。






生きようとしてくれるなら
できる限り応えたかったのです。








それでも
どんどん体重は減っていきます。


尻尾も細くなりました。





歩くこともままならなくなってしまいました。





寝てる時間が多くなりました。













2021年2月11日、22時頃






ホワイトアウトちゃんは

永い眠りにつきました。










この子が居てくれたから
色々な経験をすることができました。


この経験を無駄にしないように
今後もブログやYouTubeを通して
情報共有していきたいと思います。





ホワイトアウトちゃん
おやすみなさい






またね。