満月の夜・田口ランディさんの文章講座に行ってきました! | ほのほのSunDiary♪

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意識時空を冒険中♪

体調を崩してしまって

行けそうにないから・・・代わりにどうかしら

なんて

わたしの現実に転がり込んできた

田口ランディさんの文章講座

 

 

それは

3か月前に申し込んだけど

その時はキャンセル待ちで行けなかった講座だった。

 

 

ちょうど

ルールと段取りを宇宙に投げて

あたらしい操作をゆだねているところだったので

二つ返事でありがたく受け取った。

 

 

ランディさんの文章講座は

無意識・潜在意識レベルから

あなたは一体なにものであるのか?

をグイグイと揺さぶり

あなたの現実を

あなたの記憶と言葉で

飾り立てることなく

すべてを脱ぎ捨てて

えぐりだすように表現するがよい

という内容だった。

 

 

いろんな遊び・ゲームを通して

そして

ランディさんという

圧倒的な人となりを通して

それはなされた。

それは、やはり

ランディさんにしかできない

ランディさんの人生を写し取るような熱量が込められた

美しい講座でした。

 

 

2日間の講座の中で

作った文章を

ここに記しておきます。

 

 

1日目に作った文章

お題・いつか見た空

 

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「いつか見た空」

 

 

「この布団持って、星を見に行こうよ!」

そんなことを無邪気に言い放つ、彼女が大好きだった。

大学生の頃、ある夏休み、丹後のはずれにある、大学の宿舎に

みんなで旅行に出かけた最後の夜だった。

 

海の家とよばれる宿舎の裏は、日本海

寸分先も見えない真っ暗闇だったから、

宿舎のあかりがぼんやりと届く防波堤で夜空を見ることにした。

 

冷えてざらざらしたコンクリートの上に3人で寝ころんだ

寄せ合う肩をじわりとあたためる掛け布団がじつにいい。

 

ブルーハーツの歌を歌いながら見上げる夜空、

視界の右端から、ビカビカ光る玉がザザザーーーっと左に抜けていった。

 

流れ星にしては、デカすぎた。

星の流れた光の残像がしばらく消えなかった。

ワーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!

と絶叫は鳴りやまなかった。

 

いくつになっても忘れられない空が3人に焼き付いた。

 

 

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2日目に作った文章

お題・自由

 

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「しあわせに戻る道」

 

 

行ったことのないところに行くことは好きだった。

なのに夜だからなのか、びくびくしているわたし。

ワクワクするはずなのに、びくびくオドオドしている私がいた。

行き先に向かう電車の中で、なぜかうるんでくる目をこすった。

 

そっか、不安なんだ。

あたりまえに仕事をして、あたりまえに家に帰る、あたりまえに夕食の支度をして

あたりまえにいてくれる家族。

いま、わたしは電車に乗って、そのあたり前からどんどん遠ざかってゆく

 

家のベランダから、遠くに小さく見える夜の電車は好きだった。

いったいどこに行くんだろう?銀河鉄道みたいでなんだかステキ。

 

でも、いまのわたしは、いったいどこに向かっているんだろう?

日常から離れることへの、微細な違和感。

頭では、ワクワクしているはずだったのに、浮かんでくるのは涙だった。

 

そうそう。このバラバラなのがわたし。

そうそうそうそう。このバラバラなのがわたし。

 

そのバラバラをバラバラのまま感じているんだ。

よかった。

 

・・・

 

そして、電車は初めて訪れた箕面の目的地に到着し

無事、1日目のクラスを終えた。

 

 

そして

また夜の電車に乗って家路につく。

いつもの駅について、私に漂うのは生ぬるさ。

あぁ、わたしは生ぬるかったなぁ。

20年の大切な月日が

いつしかただの生ぬるさになってしまい

わたしは、バラバラになってしまった。

 

そして、バラバラになった自分をまたつなぎ合わせるのに

3年もかかってしまったのだ。

 

あたりまえという しあわせの生ぬるさ。

バラバラになってまで、わかりたかったことは

自分の気持ちすら、わからなくなってしまっていた。ということだった。

 

すべてが、こわれてしまいそうになったけど

なんにもこわれずに、あたりまえの日々はつづいてくれた。

 

わたしは生ぬるかった。

生ぬるかったんだなぁ。と・・・

そんな風に思うことになった

文章講座の夜だった。

 

 

いつもの道だけど、あたり前のなかでは遭遇しない

夜更けの静けさを通り抜けて、家に帰ると

机の上にハッピーターンが置いてある。


こんなの買っても誰も食べないんじゃない?と息子は言ったらしい。

でも、わたしはハッピーターンを半袋ほど食べてやっと

家に帰ってきた気がして安心して眠りについた。

 

 

 

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ランディさんは言った

文章を書くということは

さらけ出すということ。

 

 

 

つい数日前に

突然行くことになった

文章講座で

わたしは

わたしのまとめ上げをさせられた。

 

 

させられた

なんて言っている場合ではない

シンクロだの
呼ばれただの
偶然だ
奇跡だ
なんて
一喜一憂してる場合ではない

 

 

それはすべて
すべてすべて

 

 

無意識のわたしが仕組んだ
ただあたりまえの
わたしなのだ!

 

 

あらゆる現実を
あらゆる登場人物を
あらゆる出来事を使って

 

 

 

無意識は
圧倒的な現実を
意識に叩き込んでくるのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2日間の講座を終えた私は

生ぬるさのなかにも凛とした自分を感じています。

 

 

 

ありがとう

ランディさん

一緒の時間を過ごしてくださったみなさん

ありがとうございました。

 

 

 

 

満月の夜・田口ランディさんの

クリエイティブ・ライティング・文章講座に行ってきました!

の報告でした^^