こんにちは。

ご訪問いただきありがとうございます。


ホノカアキです。


 



定年前のアラ還の日々を書いています。

商品企画デザインやイラストの

お仕事しています。


写真を撮ったり、カフェやお散歩も好き。

ただいまインテリアとダンスのお勉強中メモ






新入社員が20人くらいいます。
初々しいです桜会社が若返り。
毎年何人残るかなという感じです。汗





もう今年は定年の年なので

私が新卒の頃‥を思い出してみました。
人生は早いものですタラー




たった一社だけ受けた
繊維商社のテキスタイルデザイナーの
就職試験が不合格になりタラー
寂しく卒業式を迎えました。




自分は何ができるのかわからない。
絵を描く側になるには才能がなさすぎる。


関わりたいものはデザイン的なこと
クリエイティブなこと
漠然とあるのだけど‥
どんな仕事があるのかイメージできないし


同じ職種名であっても
会社によっても違うのだと思います。



考えすぎているのか?
考えなさすぎなのか?
ほんとうにぼーっとしていました。
(そう、ネットもスマホもない時代)
情報の探し方がわからないです。



編集出版も興味あるけれど
勉強してないし大企業なんて無理。
しかも東京は遠い。


就職を視野に入れての大学選び
という発想もなかったです。



子供の頃、流通新聞を読むのを面白いと感じていたし
マーケティングも興味があったけれど
そういうことって?どこでどう
そんな仕事に関われるんだろう?
まったくわからなかったです。



どこでもいいから就職するという考えはなくて


子供の頃からのみたいなものを
叶えるのが就職キラキラという感覚だったけれど
絵を描くかデザインする?
でも、そんなに深くいろいろ調べてたわけでもなく


会社を選ぶ時に
親が喜ぶ会社かな〜とも考えたりタラー



就職決まらず大学卒業ということで
肩書きは無職無気力という春でしたタラー




しかし、すぐ運良く
入社をキャンセルした生徒と入れ替わりで
学校の紹介で面接に行き
上場企業(その当時)合格しました。
入社式後すぐのイレギュラー入社のせいか
入社式も研修も経験したことがないで悲しい残念。



その時、まったくの偶然でしたが
面接してくださった方が
高校の担任の兄弟だったのです。
そんなことってあるんだなぁ。



そんな人生の
就職の始まりでした桜

だからっていうのもあるのかなと感じます。






やっていた仕事内容は?‥‥



自社ブランド製品を企画製造〜販売する会社でしたが

まず量販事業部に入り、大手量販店や生活雑貨や子供服ブランドのOEMPB(プライベート商品)の文具を作りました。

ジャスコ誕生15周年?のPBで採用されたノートです。




自社の製品販売の部署に移動して、担当商品の企画デザインや、チラシも。
企画、版下〜入稿まで、毎月数点新しく製品を作って見積もり計算までするいう仕事でした。写植(印刷用の文字)も自分で打って暗室で現像してました。



でもイラストを描く、写真を撮る。は外注でした。

だから、その専門的キラキラな職種に憧れてました。
才能がいる仕事だと思ってました。



デザイナーとかイラストレーターというのでなく
商品企画という職種であるけれど
外注に出すと経費がかかりすぎる商品は
自分でイラスト描かせてもたらったりしました。
子供画用紙の表紙とか。



新卒で2年ほどしか働かなかったけれど
今思うと、、、
かなりいろいろ任されてよかったなと感じますにっこり

会議で議論して決めるとかでもなく、担当の商品は好きなようにしてました。笑

すべて実践。雑用ではなかったんです。
(会社によっては、上司の仕事の雑用が仕事ってこともあるのだと思います。)







38年近く前?

いまだに、その当時作ったアドレス帳使ってます。(ボロボロ)

内側の仕様もこんなページにしちゃった、マスが中途半端な数だけど(笑)斬新。家族構成や、年賀状やお中元を出したかチェックできるんです。他社にはないですよね。アセアセ




自分で1からテーマネーミング、デザインを考えて
イラストレーターさんやデザイン事務所に伝えたり
またはイラストレーターさんも考えてくれたり。
できた原画を使って製品が出来上がるまでの仕事。


商品のネーミングは、商標権など引っかからないか、候補をいくつか出して特許課で調べてもらって選択します。



昔はアナログな時代なので、色指示をカラー別にCMYKの%をチェックする細かい作業などもあり、白黒の線画を見て、頭の中でカラーの仕上がりを想像驚き
失敗は許されないので怖いです。(今の時代はパソコンがあるので仕上がりが確認できて便利です。)


製品ダミーなどで
イメージ写真と商品カットをスタジオで撮影してもらい、チラシのデザインをして印刷します。チラシのコピーを考えるのも大好き。

ただ、カメラマンに、「こうやって撮ってください」と撮影立ち合いで指示するのは苦手でした。経験がないし自信がないという感じ。結構おまかせにしてたのかも。


38年近く前のチラシまだ置いてました。汗



イラストレーターさんのおかげで

ランキング1位になったりもしました。




企画の部署なので
美術やデザインの学校を出た人ばかりいるわけれはなく、古い体質の企業です。


入社当初、直属の男性上司が唯一サラリーマンぽくない方で、時間がある時は洋書を切り貼りして、製品のデザインイメージを作ってストックしておくことを教えてくれました。そういうことはとても好きでした。


デザイン事務所というか
クリエイティブな感覚の人に囲まれた
専門性技術力のある仕事に憧れてました



とはいえ、思わぬ入社になったこの経験で
商品企画って
おもしろくて好きニコニコって気づいたのです。



まずアイデアを考え出すところがおもしろい!
売れるように考えるのもおもしろい。
「描く」に近い仕事もできる。
グラフィックデザイン的なことも味わえる。
商品として完成するまでの行程を味わえる。
販売されてお客様に届くのも最高の喜び。
お店を見るのも好き。
つまり、ものづくりは楽しい。




その時感じた
そういう気持ちは、その後も影響受けてるのかも。




でも
人の入れ替わりも多く‥
営業が多い販売会社特有の雰囲気もあって‥
結婚しても続けたいし
転職したのでした。

つづく




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