余命宣告されて2週間後

 

退院した父を16時30分、見に行った。

 

夜19:30分

 

16時には家に居ると言っていたのに、まだいない。

 

透析して帰ってきた日は、体が辛いので寝てると言っていた。

 

なのに、いない。

 

どこかで倒れているかもしれないから、いつも行く場所へ

 

探しに行った。

 

畑、川、行きそうな場所を探しに行ってもいない。

 

電話もでない。ずっと出ない。

 

 

捜索願を出した。

 

 

警察の方が私に質問する。

 

『余命が短くて、世をはかなんだ感じとかありませんでしたか?』

『生きる気力を失った感じとか、どうですか?』

『他に、行きそうな思い当たるところはないですか?』

 

親身に考えてくれている。

車種、車番、色、服装、身長、体系、髪型などを

聞かれ答えた。

 

パトカーが沢山探しに出動!!!!!

 

私も探しながら、あちこちで、パトカーとすれ違う。

 

 

すみません。探していただいて。。。。と思いながら

 

探すこと40分。

 

 

夫から電話が入った。

 

『今、家に居るって電話したら居たぞ!』

 

( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)))))))))

 

『家???????』

 

すぐに戻り、聞いた『どこに行ってたの?(怒)』

 

父:『パチンコだがや~~~』

 

_| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○)))))))))))

 

心の中:無になった。

 

『今ね、ずっと居ないから、警察に捜索願出してあるからね』と伝えた。

 

『お願いだから止めてくれー💦💦💦』

 

慌てる父。

そういえば、帰える時、パトカーと何台かすれ違ったらしい。(笑)

 

『お願いだから、電話してくれ』と懇願してくる父。

『頼むから、お願いだから、何とかしてくれ、撤回してくれ、頼むで~~~』

なあ~~~💦💦💦

 

 

『自分ですれば』  自分が駄目なんでしょ!

 

呆れた、本当に、何度も呆れる。いつも呆れる

 

いつもいつも、反省しろ!!

 

その後は

 

連絡を返さないと、捜索願を出されると思った父は、

一応連絡を返すようになった。

 

 

当然だ!!