穂香が公園に着いたら、まめすけ君とミロちゃんがいました。
「おはよう、まめすけ君。」
お兄さん格のまめすけ君がまずご挨拶に来ました。
「おはよう、ミロちゃん。」
おとなしいミロちゃんが、後から穂香のもとに来ました。
ミロちゃんは、ここで別れて反対方向にお散歩に行きます。
「ミロちゃん、またね。」
と思ったら、どうしても向こう側には行きたくないと、引き綱を引かれても抵抗していたミロちゃんがこちら側に走って来ました。
「2頭で歩いて行ったら、ミロちゃんもついて来たくなっちゃうよね」
まめすけ君は、今朝初めて会ったかのように、またミロちゃんに寄って行って、ご挨拶をして匂いかぎをしました。