暑くなりそうな予感のする今朝の公園で、ミロちゃんが穂香を見つけて駆け寄って来ました。
「ミロちゃん、おはよう。」
先日、私は用事があってミロちゃん家のドアホンをピンポンしました。
すると、家の中からミロちゃんの声がします。
「ワンワン」と、立派な番犬ぶりです。
玄関の戸を開け、私だとわかると、それはそれは喜んでくれて、耳を倒して歓迎してくれました。
家を離れているご家族が帰省なさったときも大歓迎するのだとか。
帰宅を心から喜んでもらえることは、犬を飼っている大いなる幸せのひとつですね。
「ミロちゃん、これからお散歩に行くの?」
「今日は暑くなりそうですね。気をつけてね。」
みるみる気温が上がってくる中で、麗君麦君兄弟に会いました。
「麗君、麦君、おはよう。」
おかあさんが、黒い毛の麦君は強い日射しがより熱くて辛かろうと、麦君に帽子を用意していました。
麦君は、さほど嫌がりもせずおとなしくかぶっています。
「可愛い帽子。幼稚園児みたい💜
何組さんですか?」
「はい、いちご組です!」
お帽子の中には、保冷剤を入れられるポケットがついています。
お帽子をかぶった麦君は、また元気に歩き出しました。
黒い毛のお友達は、夏場の暑さがより堪えるとは、ちょっと考えていませんでした。
いちご組さんの帽子をかぶったら、麦君のお耳が柴犬より大きいことに、私は初めて気がつきました。