昨朝、幸多君が公園に停まっていました。

「こうた君、おはよう。」

 

私は、じっくり幸多君のこれまでの生い立ちを伺うことができました。

幸多君を殺処分から救ってくれて、当地での新しい犬生を与えてくれたのは、

宮城県犬猫里親さがしの会「バトンタッチ」というところ。(アニパルじゃなかったんですね。)

 

おじいさんの住まいの近くに、柴犬や秋田犬の繁殖をしている所があるそうで、そこから貰われてきたのではないかと。

幸多君は、生まれつき左目が欠損しているのだそうです。

気づかなかったけれど、そうなんですね。

後からのキズとかではなさそうだということです。

大きめの柴犬というよりは、小さい秋田犬っぽいのも、なるほどと思います。

 

おじいさんが亡くなって、バトンタッチから一度海沿いの街に迎えられたのですが、

ご縁がなくて又バトンタッチに帰って来たりもしたそうです。

今の飼い主さんは、外飼いだった幸ちゃんのために犬小屋を用意して、芝生も整えてお迎えしたのですが、

やって来た日に部屋にいれてあげたら、すっかり気に入って、庭は見向きもしなくなったのだとか。

お散歩の時には、見えない側に立って歩いてあげる、とても心のやさしい飼い主さんです。

「幸ちゃん、またね。」

バトンタッチさん、幸多君に新しい犬生をあたえてくれて、本当にありがとうございます。