今朝は、雪降りの朝だった。
いつものように公園に行ったら、チップ君がカッパを着てきた。
「カッパ、にあうねー。」
前のワンコちゃんのおさがりなんだって。
サイズがぴったり。
チップ君は、服を身につけることに全く抵抗がない。
チップ君のカッパがめずらしい穂香がしきりにチップ君の匂い嗅ぎをする。
「どうしたの?皮膚が変よ。」
チップ君は、カッパを着ていても全く動きが衰えない。
それどころか、いつもより動きがいい。
「ガンダムスーツみたいだね。」
ガンダムスーツに身を包んだチップ君は、雪まみれのボールで遊んでいる。
雪はどんどん降ってくるし、朝日も出て明るくなったので、今日はさようならしましょう。
「おばあちゃん、いっぱいおやつちょうだいね。」