ご近所に、かなりのおじいさん犬でゆっくりゆっくり、毎日がんばって飼い主さんと2人で散歩をしている柴犬がいる。
もともと、シャイで飼い主ひとすじ系。
若い頃には、同じくシャイな前の子と散歩中に出会っても一触即発を恐れ、お互い道の両端によけて、用心深くすれ違っていた。
だから、お互いの名前交換すらできないでいた、がんこなおじいさん。
このおじいさん犬に、穂香がご挨拶に寄って行きたがる。
さながら、小公子のセドリック。いや、女の子だから少女パレアナか?
「おじいさん、おはようございます。穂香ですよ。」
毎日、シッポを振ってご挨拶していたら、おじいさんのかたくなな心が開くか?
あるいは、飼い主さんがうんと離れて行ってしまうか?
穂香の無邪気なご挨拶は続く。
写真は、おばあちゃん家のすぐ近く。ここの草の生えた法面から国有林になっている。
前の子が大好きだったお山。