今日は成人式です。
我が社でも成人する者が数名います。
今日は、そんな成人する者へメッセージを贈ります。
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成人を迎えた大切な社員の皆様へ
この度は成人を迎え誠におめでとうございます。
今日は皆さんに僕からメッセージを贈りたいと思います。
皆さんは20歳になり、ようやく大人の仲間入りをしました。
本当におめでたいことですし、これからは何事も自分の判断が自分の責任として全てを問われて生きて行くのです。
楽しいこともあれば、沢山の辛いことや耐え忍ぶ事があります。
自分の力でこれからは生きて行く必要があり、そしていつの日か自分の力で誰かを支えて生きる必要があるのです。
成人とは大人になること、大人とは弱者の力になり人の力になれる人を指します。
皆さんは今まで子供でした。
全ての責任は実は、あなたには一切ありませんでした。
その責任の全ては、お腹を痛めて命懸けて産んでくれた「お母さん」と、あなたと、あなたのお母さんの生活を守る為に必死に仕事を頑張ってくれた「お父さん」が、「愛するあなたが大人に育つまでは自分たちの責任だ」両親があなたの責任を取り続けてきました。
あなたは時に自分の力で生きたと勘違いするかもしれません。
子供は親にならなければ、親の気持ちが分からないものですから、それも仕方のないこと。
しかし今日は自分が主役と思いがちですが、お母さんとお父さんは主役の立役者だという事を忘れないでください。
あなたが着ている、その豪華な振袖も
あなたが着ている、その立派なスーツも
その立派な姿を、心から祝福してくれる両親が用意してくれたものかも知れません。
あなたのその晴れ舞台を、嬉しくて嬉しくて自分の事のように浮かれている両親の姿はありませんか。
あなたが二十歳になるまで、本当に色々ありました。
あなたが当たり前に食べるご飯も、
あなたが当たり前の様におねだりするお小遣いも
あなたの両親は何の見返りも無く、
あなたのために、あなたが喜ぶ顔を見たくて尽して生きていた両親の存在があります。
あなたは、これから自分の生活費は自分で働いて、お金を稼ぎ「これで大人に成った」と思うかもしれません。
しかし大人とは誰かの力になって生きることです。
あなたは自分で働いてお金を稼ぐかもしれませんが、あなたの両親は大切なあなたを育てるために、必死に働き続けたのです。
あなたのお父さんは、毎日必死に働いたお金を家族のために使いました。
あなたのお母さんは、毎日必死に主婦という仕事働きましたが、あなたを育てたことに対しては、お金の請求はしたことはありません。
あなたの両親は無償であなたを二十歳まで育ててくれたのです。
沢山の反発した事もあるでしょう。
親を泣かせる事をした人もいるかもしれません。
だけど、今振り返って見ると、あなたとの素晴らしい想い出になっているでしょう。
あなたがこうして立派に大人になる第一歩を踏み出せたのも、
お母さんが諦めずにあなたを産んでくれたから
あなたがこうやって立派に育つことができたのもお父さんが身を粉にして働いてくれたから。
両親が居なければ、今のあなたの幸せは存在していません。
これからあなたを迎える幸せの数々は、お母さんとお父さんが居たから味わえるのです。
今日はあなたの晴れ舞台、両親に対するお世話になった一区切り、心の底から「大人になるまで育ててくれてありがとうございました」とお礼を伝えて下さい。
恩返しは、あなたが親になり、あなたが親から受けた愛情を、あなたの子供たちに注ぐ事が、親への恩返しであります。
これから色々な事が起きるでしょうが、諦めずに立派に成長して下さい
最後になりますが、子供が二十歳を迎える御両親の皆様、本日は誠におめでとうございます。
そして今まで本当にご苦労様でした。
この先は、我が火の魂カンパニーで立派な社会人に育て上げて行きます。
改めまして、二十歳を迎える火の魂カンパニーの社員の皆様、本当におめでとうございます。
株式会社 火の魂カンパニー
代表取締役 野沢 賢司
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