人の可能性を信じたくなる話 | 火の魂カンパニー社長・野沢賢司のブログ

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30歳まで無職ニートな私が、「ある人の出会い」で人生が変わり社員数150名の社長となりました。まだまだ「夢の途中」ですが、“誰だってなりたい自分に必ずなれる”事を自身の成長を通して実証していきます。

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今日は僕が大好きな話を紹介します。


結構有名な話ですが、


人の可能性を信じる切っ掛けになる話です。



それではどうぞ!



===


【招待状】


その先生が五年生の担任になった時、 一人、服装が不潔でだらしなく、

どうしても好きになれない少年がいた。


中間記録に先生は少年の悪いところばかりを記入するようになっていた。


ある日、少年の、一年生からの記録が目に留まった。


「朗らかで、友達が好きで、人にも親切。  勉強もよくでき、将来が楽しみ」

とある。


・・・間違いだ。他の子の記録に違いない。先生はそう思った。


二年生になると、

「母親が病気で世話をしなければならず、時々遅刻する」

と書かれていた。


三年生では

「母親の病気が悪くなり、疲れていて、教室で居眠りする」


後半の記録には

「母親が死亡。希望を失い、悲しんでいる」


とあり、四年生になると

「父は生きる意欲を失い、アルコール依存症となり、  

子供に暴力をふるう」


・・・・先生の胸に激しい痛みが走った。


ダメと決めつけていた子が突然、

深い悲しみを生き抜いている生身の人間として

自分の前に立ち現れてきたのだ。


放課後、先生は少年に声をかけた。


「先生は夕方まで教室で仕事をするから、あなたも勉強していかな 

い?分からないところは教えてあげるから」

少年は初めて笑顔を見せた。


それから毎日、少年は教室の自分の机で予習復習を熱心に続けた。

授業で少年が初めて手をあげた時、先生に大きな喜びがわき起こった。

少年は自信を持ち始めていた。


クリスマスの午後だった。 少年が小さな包みを先生の胸に押しつけてきた。


あとで開けてみると、香水の瓶だった。

亡くなったお母さんが使っていたものに違いない。

先生はその一滴をつけ、夕暮れに少年の家を訪ねた。


雑然とした部屋で独り本を読んでいた少年は、

気がつくと飛んできて、先生の胸に顔を埋めて叫んだ。


「ああ、お母さんの匂い!  

今日はすてきなクリスマスだ」


六年生では先生は少年の担任ではなくなった。


卒業の時、先生に少年から一枚のカードが届いた。


「先生は僕のお母さんのようです。そして、  

今まで出会った中で一番すばらしい先生でした」


それから六年。

またカードが届いた。


「明日は高校の卒業式です。  

僕は五年生まで先生に担任してもらって、とても幸せでした。  

おかげで奨学金をもらって医学部に進学することができます」


十年を経て、またカードがきた。


そこには先生と出会えたことへの感謝と父親に叩かれた

経験があるから患者の痛みが分かる医者になれると記され、

こう締めくくられていた。


「僕はよく五年生の時の先生を思い出します。  

あのままだめになってしまう僕を救ってくださった先生を、  

神様のように感じます。


 大人になり、医者になった僕にとって最高の先生は、  

五年生の時に担任してくださった先生です」


そして一年。


届いたカードは結婚式の招待状だった。


そこには、


「母の席に座ってください」と一行、書き添えられていました。


===



人は目に見えることが全てと思い込み、


人を裁いてしまうときがあります。


僕もそうです。


自分との違いを受け入れられずに、


今起きている目の前の出来事ばかりに目を向け否定してしまったりします。


昔の、僕の職場でもありました。


なんでこの人はこんなにダメな考えを


持っているのだろうって否定してしまったこともありました。


否定したまま、去って行った仲間たちもたくさんいます。



でも、働く全ての人たちの共通点は、


いっぱい褒められて、必要とされて、褒められたいんです。


だけど、それが何らかの理由で、


今の職場ではできないだけなんです。


全てが経営者に責任があるとは思いませんが、


ただ相手を本当に知らずに否定してしまうことは、


相手の可能性を閉ざしてしまうということです。



もし、


この子はダメだなという子がいるのなら、


本気で向き合ってください。


先ほどの話のように、


もしかしたら僕らが知らないことで悩んでいるだけかもしれない。



可能性のない人はいない、


誰だって幸せになりたくて一歩一歩前向いて歩いてる。


ダメな人だと決めつけ関わることを止めることなく、


可能性のない人はいないと信じ、



相手に関心を持ち続け歩み寄っていきたいですね。


可能性のない人はいない!!


リーダーが部下の心に興味を持ち、


共感できたとき部下の可能性は無限に広がる!!



部下が自分で可能性を閉ざすのではなく、


会社では上司が諦めたとき部下の可能性が


閉ざされるということを忘れないように!!



この星の数ほどの人の出会いの中で、


一つのお店で出会った奇跡は偶然じゃなく必然ですからね!!



今日も思いっきり関わりを持っていきましょう!!