遼、小学6年生。
6年生の大きな学校行事といえば、修学旅行。

札幌に1泊2日の行程です。
その内1日目は自主研修という事で、班ごとに数カ月前から行程・科学館
などの施設・そこまで行く交通費・施設の入場料などの料金やら食費まで
念入りに調べ上げ、きっちり分単位でスケジュールを書き上げる。

そのスケジュールが、どの班も あまりにも分単位過ぎて「無理だろ」と
ツッコミを入れたくなる過密ぶりで…^^;

交流級の担任の先生も「過去例を見ない過密ぶりなので、この通りには
行かないと思います。時間が無くて目的地に行けなくなる事が予想され、
本人達のスケジュールを変更する・諦めるなど、機転・諦める勇気がどこまで
発揮されるかにかけたいと思います」と言っていたほど…。

遼には、ASP(自閉症スペクトラム)とADHDがあります。
ASPがあるという事は、予定通りに行かないと途端に不機嫌になったり
激しく取り乱す(それを私は「爆発する」と言ってますが…)。

あ〜。これは当日何かあったら爆発するな…^^;
まぁ、引率の先生方も遼と同じ班の子たちも、遼の特性はよくご存知だし
支援級の担任の先生とも色々話をしているし…。
遼の可能性にかけてもいいか。

前々日。
そんな周りの事前の心配をよそに、遼は荷造り開始。
本当ならボストンバッグでいいかと思ったのですが、今回持たせたのは小さめ
のキャリーバッグです。

ボストンバッグの場合
・肩からかける→体幹の弱い遼にとって長時間持ち歩くのは無理。
・荷物の出し入れが多い→あっという間に荷物がゴチャゴチャになり、
 荷物がバッグの中で行方不明に。

キャリーバッグの場合
・バッグ自体重いけど、引っ張って歩くのでそこまで負担じゃない。
・ガバッと開くので、荷物は一目瞭然。出し入れもラク。

…という理由からキャリーバッグを用意。

そのバッグにお風呂の道具やら、寝るときの服装、2日目の服装に至るまで、
用途別にまとめた袋を入れていく。
そうすると、迷う事なくその時にその袋を出して使えばOK。
袋に入っていると、床に物が落ちただけで「汚れて拾えない!触れない!
使えない!」と爆発する、潔癖な遼にも安心。

あとは首から下げるタイプのおサイフ2つ。
これは自主研修とそれ以外とに分けるため。
自主研修は予め調べて分かっている食費や交通費を小さいジップロックに
お釣りがないように入れ、明細を袋に書き込んでおく。
これは、慌てることのないようにと、遼が自ら考えた策。

これで、あとは当日を待つばかり…。

さて、どうなる事やら。