遼、4月の段階では一切自転車に乗れず。
「今年の遠足は自転車遠足です」と家庭訪問で聞かされた私と遼。
内心不安だらけでした。

そこで、雛蘭が小さいころ乗っていた自転車のペダルを外して練習開始です。
乗れるようになったら、遼の自転車を買ってあげると約束。

遼は、普段から滅多な事では外に出ようともしません。
なので、自転車の練習も4月の段階では1週間に1~2回くらい。
5月に入ってからは、周りが練習に誘っても動く事すらせず。

こんなんで、果たして遠足に間に合うんだべか?^^;
他の子が自転車で行く中、遼だけ歩きか、姉ちゃんのペダル無し自転車なんて事に
なるんじゃないのか?^^;
…という周りの焦りや心配をよそに、本人は頑なに練習を拒否。

ようやく地球よりも重い腰を上げたのは、遠足まであと3週間を切ったある日の事。
やらないとどうにもならないと思ったからか、何とか練習再開です。

⇒ ペダル無しでまたいで歩く。
⇒ 蹴り上げるように自転車を走らせる。
⇒ バランスがいくらか とれるようになったところで、ペダルを付けて練習。
⇒ まっすぐな道を50mくらいなら、何とか転ばずに走れるようになる。

ここまでできるようになったのは、遠足から1週間前の事。
ギリギリになりましたが、以前より約束していた 遼の自転車を購入。

…と、ここで気が付く。
雛蘭が小さいころ乗っていた自転車って、いわゆるママチャリの縮小版のようなもの。
ですが、今の男の子の自転車はマウンテンバイクのようなものが主流。
マウンテンバイクって、ハンドルとサドルの高さの差があまりないですよね。
そのせいで、ハンドルが異様に軽く感じる。
ハンドルが左右に揺れ動き、なかなかまっすぐに乗る事ができません。

マウンテンバイクの場合は、どうしても前のめりの体勢になり、自転車に慣れていない状態
では ハンドル側に余計な体重がかかってしまうので、変な力がかかりやすいというか…。
というわけで、ハンドルの高さを上げ、サドルの高さを下げられるだけ下げる。
それで解決。

ちょっと心配だったのは、アップダウンのある片道5km以上の距離を 走り切れるかどうか。
支援級の先生は、「当日、長距離がちょっと難しそうなら、後続の車に遼君の自転車を載せて
最後の1kmだけでも自転車に乗れればと考えています」と案を出してくれました。

…だったのですが。
当日の朝、自転車に乗れるところを同級生と先生たちの前で披露した遼の姿を見て、全区間
完走もできそうと判断したらしく。
遅れるようなら、車に載せて追いつく方法も考えてくれたそうですが、少し遅れるものの、
休憩ポイントで先に行っていた子達が休んでいる間に合流できたらしく。
水を飲みつつ、何とか目的地まで完走できたそうです。

目的地では すぐに他の子に混ざって遊び出し、お弁当もみんなと食べ、そしてまた帰路も
完走する事ができたらしく、楽しい思い出もできて大大満足の遼でした。