北海道の夕張市が破綻したのは、もう皆さんご存知の事かと思います。

その夕張市が、いま危機的状況に陥ろうとしてます。

というのも、夕張市の早期退職者募集に対して99人が申請したからなんです。

今年の定年退職者を含めると110人になるそうです。

これは市職員309人のうち、三分の一以上が一度に辞めるという事。

これによって、今まで機能していたはずのところが全く機能しなくなり、市としての機能が全く果たせなくなる

という事が、ここにきて更に現実味を増してきたようです。


【幼稚園教諭ゼロ 救急救命士半減 大量退職、市政を直撃 夕張】
2007年度から財政再建団体となる夕張市の早期退職者募集に対して、99人が申請し、定年退職者と合わせ本年度末の退職予定者が110人に達している。
市職員309人のうち、三分の一以上が一度に辞める前代未聞の事態。

再建計画の基本的枠組み案で想定した退職者の人数83人を、27人も上回った。
市教委は職員35人のうち22人が退職。建設水道部も46人のうち20人が退職するなど部署によっては
三分の一以上の部署も。 

中でも深刻なのが、専門職の相次ぐ退職。建築確認業務に欠かせない建築主事。
市には2人いるが、いずれも退職し、有資格者が完全にいなくなる。
これによって道に業務を返上することになり、来年4月以降市で受け付けはするけど、確認済証は1時間半も離れている岩見沢の空知支庁まで取りに行ってもらうことになる。 

市立幼稚園の教諭2人も共に退職を申請。市は臨時教諭を雇い、幼稚園を続ける考え。 

市消防本部は、47人のうち12人が退職。これで、救急救命士10人のうち4人がいなくなる。
同本部には救急車が2台あるけれど、維持できるかは微妙。
市内唯一の救急医療機関である市立総合病院の医師不足で、急患の市外搬送の必要性が高まる中、
市民生活に影響が出そう。 

市は「後継者を養成するにしても、時間が必要」と頭を抱える。
一方、道幹部は「対応を検討するが、まずは有資格者の雇用などを市が考えてほしい」と話している。 

市内の建設会社社長は「市役所で建築確認ができないのは大変だが、それより、確認申請できる仕事が
ない方が切実だ」と訴え、
ある主婦は「高齢化率が40%と高い夕張では救急医療は重大な問題。これでは夕張崩壊だ」と嘆く。
別の主婦は「退職者は夕張から出て行くのだろう。残る市民は負担が増えて大変なのに、職員はまだ
恵まれている」と冷ややかに話した。 

夕張市は、石炭を採掘していた繁栄期には市民が10万人超えていたところなのに、ここ何十年の間で十分の一の

1万3千人にまで減った所ですからね。

(この破綻を期に、他の街に引っ越してしまった人たちもかなりいると聞いたので、実際はまだ少ないかも)


このままじゃ、夕張市そのものが消えてしまいそうです。本当にどうなってしまうんでしょうね。


北海道全体もあまり景気は良くないので、夕張市に似たような財政状況の市町村が他にもあるかもしれません。

市町村が破綻するなんて今まで考えられませんでしたが、現実の事として受け止めなくてはいけませんね。