ほのぼのプレイヤーは学生時代

東京で4年間

乳絞りを?勉強していました

そのころ撮りためた写真で

二十数年前の東京を振り返ってみましょう

のほほん人生-1


ここは僕がそのころ住んでいたアパートの前の道

舗装されてません!

僕の郷里でもそのころ舗装されてない道なんて

探すの難しかったくらいですから

びっくりしました

奥にちょこっと見えるのが

ぼくの住んでいた下宿

六畳一間、便所は共同、汲み取り、風呂なしで

家賃は月一万六千円、プラス掃除代、千円でした

安い!!


のほほん人生-2


ここはその下宿の駐車スペース、奥に見えるのが大家さんの母屋です

赤いサリアン、宮崎美子が宣伝してました

バイトして買ったものです。よく走りました

ちょっとかっこいいでしょう

これで夏休みに二泊三日の野宿のたびをして郷里に帰ったこともあります

撮影は、穏やかな、暖かい、静かな、雨上がりの、初夏の朝です

いまだにその空気感伝わってきます

のほほん人生-3


これがそのとなりにあった公園

春には桜が満開になり花見客でにぎやかになります


のほほん人生-4


のほほん人生-5



これは近くにあった遺跡跡

朝もや煙ってます

東京って緑の多いとこだなって

びっくりしてました

$のほほん人生-17


その遺跡の横の道をゆく

どっかのおじさん

競馬がよいに違いない


$のほほん人生-6


そしてこれが

近くを探検しに行ってみつけた

ふしぎななぞの場所!!

なんだ!!ここは!!

当時としても

時代から取り残されたような

なつかしい空間が広がっていたのでした

$のほほん人生-7


街路灯なんか間伐材をそのまま使ってます

柳やら、くぬぎやら、赤松やら、けやきやら

いろんな樹種が入り混じって植生してます

武蔵野のいわゆる雑木林です


のほほん人生-8


のほほん人生-9


のほほん人生-10


いやーいいですねえ

静かです ほとんどひとけもありません

なんてのどかなところでしょう

なんて言葉で表現するべきか

こんなところで暮らしたら質素でしょうけど

穏やかな気持ちでいられそうです

おくのほうに

こちらへ向かってくる

坊やが見えます

拡大してみましょう

のほほん人生-11


ボケボケですけど

この男の子

大きくなったかなあ

小さくなるはずないんで

大丈夫でしょう

まだ ボケてはないと思います

もうこの子も30歳越えているはず

のほほん人生-12


家と家との間は結構、広くて

井戸がそれぞれ掘ってありました

まったく、信じられん!

家賃はいくらだ!!

持ち家かな?


のほほん人生-13


この地区は

中央線の駅と駅とを結ぶ道沿いに接しているのですが

この地区の入り口近くによろずやか駄菓子屋か

そんな店がありました

絵に描いたような場所です

ひょっとして

映画用につくられた住宅だったのかしら

と今ふと思いましたがちがうか…

傍らにはこの当時でさえめずらしい

くるまがおいてあります

まったく!出来過ぎだ!!


のほほん人生-14


こちらはぼくの好きだった

ゴルフ場をそのまま公園にしたような公園

どっかのおじさんとどっかの子供たち

かわいいチャンがいます


のほほん人生-15


この写真も同じ公園です

お気に入りの一枚です

のほほん人生-16


ここは隣町にある大学の

建物です午後の日差しがちょっと物寂しいです


のほほん人生-18


のほほん人生-19


この町は有名大学があって学生ばかりでにぎわっていました

どっかの学生さんがバスを待っています

百恵さんが越して来たのもこの頃です

自転車のおじさんなんか、いい気なもんです



東京というところは

日本の首都なので

一番進んでるところと

思い込んでいたのに

来てみたら

道路は舗装はされてない

便所は汲み取りだし

電話は呼び出しだし

お風呂は銭湯だし

井戸のポンプはまだ使っているし

幼稚園の頃に戻ったようでした

思ってるよりもずっと緑も多いし

フォトジェニック

写真を趣味にしている人から見たら

魅力的な被写体の宝庫です

すごく楽しい四年間でした