家に帰る行為は私にとって安定をもたらしてくれた。

仕事に家事と一番大変な筈なのに、いつも笑顔を絶やさない母。
毎日朝早くから家を出て、夜遅くに帰宅して、疲れているだろうに家族との会話を忘れない父。
私の話にめんどくさいと吐きながら、いつも最後まで聞いてくれる年子の妹。

何処にでもいる様で此処にしかない、唯一無二な私の家族。
私はそんな家族が大好きだった。

なかでも年子の妹とは、反抗期や思春期を越えてからも良好な関係を築いていた。
なんでもない日のなんでもない事に笑って、ときに喧嘩して、それから仲直り。
そんな毎日が楽しかった。

私より身長が大きくなって、私より綺麗になって、私より賢くなって、私よりイイ子になって、私より...。

そんな私の妹は、自慢であり、憧れであり、嫉妬の対象であった。

私の苦手な数学を「楽しい」と勉強して。
私の得意な国語を「苦手」だと言いながら、テストは私よりも高くて。

昔は私より、何もかも劣っていた妹なのに。

今じゃ誰しもが私の方が劣っていると、目で、態度で、訴えている様に思えた。

私は妹が嫌いになった。
妹ばかりを頼る母を嫌いになった。
妹ばかりを褒めはやす父を嫌いになった。

私が大好きだった妹は、
私を「お姉ちゃん」と慕う、小さくて、泣き虫で、馬鹿な、そんな妹。
私が大好きだった母は、
私を「頼りになる娘」として、私に支えられて強くある、弱い、そんな母。
私が大好きだった父は、
私を「自慢の娘」として、褒めはやしてくれる、甘い、そんな父。

いつしか、安定をもたらしてくれたあの家は、息が詰まる空間に変わっていった。

学校では、皆の顔色を窺って、常に周りに怯えて過ごして、
家では、嫌いな人たちの「家族」として過ごす。


もう私に安定はやってこないみたいだ。














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お久しぶりすぎる更新、申し訳ないっ!!

どーも、抹茶です。


久しぶり更新で病み病みっゆう・・・(汗)


あれはフィクションですので!

抹茶はマザコン、ファザコン、シスコンの三拍子が揃ったメス豚なんで(笑)


でも、抹茶より秀でたモノを持ってる妹は真剣に嫉妬の対象です。


妹を愛しく思いながら、妬ましくも思う。

二律背反とはこのことなのです。


妹を愛しいって、レズでも近親相姦でもないですからっ!



んじゃ、今日はここまでにしときますね。


おやすみなさい。