『君と僕。』抹茶的名台詞集。

台詞なのかと言われれば、そうでもないっすね。
でも、
堀田きいち先生の繊細な言葉選びのセンスはとても惹かれます。

それでは幾つか載せていきたいと思います。



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*心を揺らす 光はらむ風にボクはちいさく祈る。

 思い出と呼ぶには あまりにさり気ない日々でも

 また、いくつかの春がめぐり、

 この放課後の空とおなじ色が

 いつか キミとボクの路を

 なつかしく照らしますように。




*降って湧いたような思いに
 ふと笑みがこぼれる 空色の午後。

 わけもなく胸が痛む 檸檬色の憂鬱。

 世界を救う勇者は現れないし、
 コブシで語り合うほどの熱血もないけれど

 かけがえのないボクたちの青春。




*子供の夢を 壊す壊さないとかいって
 ボクらだってまだ 子供なのにね




*地上にちらばる
 おりひめ ひこぼしの 小さな恋の行方は
 なんだか少しせつなくて

 天の川をはさんだ
 夜空の恋人たちには
 まだ遠くて

 だけど

 その笑顔をいつも
 どんな星よりも近くで
 想っているから




*当たり前のように
 手のひらの上で増えていく日々を
 いつまでも大切ににぎりしめては
 時々そっとひらいてみる

 そんな時がくるなんて

 それに気づくのは
 ボクらが大人になってから




*あの時
 にぎられた左手を思い出すと
 体中がとりあいをして
 おなかのあたりをがこしょばしくなる

 まどぎわに流れる光がなぞる
 君のあかい頬も

 光をいっぱいにのせて笑う
 そのまつげも

 今はぜんぶ
 そのやわらかそうにゆれる髪の
 向こう側で

 それなのに

 君とのいつかを
 あれこれ考えちゃったりして

 勝手に照れては

 またおなかがこしょばくなった




*目の前に
 君のいる 夕焼けが 広がる

 まぶしくて

 なんだかすごく幸せで
 胸のおくがじれったい

 うれしい

 笑顔がこぼれるくらい

 涙があふれるくらい

 君が好きでうれしい




*願うなら
 いつまでも色あせないでほしい

 みんなで見上げた星空も

 耳をくすぐった
 あの声も

 まぶしくて

 まぶしくて目を細めた
 木漏れ日も
 あの笑顔も

 写真におさめることのなかった
 たくさんの思い出が

 いつまでも

 いつまでも色あせないよう


 






もー終わったねKB。

でも、来春また始まるからいいのだ。





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