白い天井、見上げ


音無く飛ばした伝書鳩




「何処へ行くんだい?」



『クルックゥ』



「誰へ届ける?」



『クルックゥ』







何も考えず生きてるんだろう

楽しくもなく、

悲しくもなく

淡々と日々を過ごしてるんだろう

毎日同じ、

リピートされた平和

どっかで誰かの笑い声

どっかで誰かの叫び声



どれも同じ

ありふれたもの

些細なことを、

些細なことって

受け止めて

それ以上でもそれ以下でもない

って

光を失って

燃やす命をも枯らして

蓄えた希望も道端に吐き捨てた

あの日の自分へ










黒い天井、見上げ


宙に一筋光が差した





『クルックゥ』













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