この半年の身体能力の衰えが顕著です。

家の中での移動では、柱や手すりに摑まれば、何とか移動できた時から比べれば、進行スピードが速くなっている。

1年前は歩行器で外出もできたのに、最近は月に1度、神経内科の受診を女房に連れて行ってもらうのが、唯一の外出で、1日の殆どは、椅子に座って庭を眺めるか、ベッドの中に入っているような状態です。

目も複視が進んで、唯一の楽しみであるテレビなどの映像鑑賞もできなくなってきており、目を瞑って音声を聞いていることが多くなった。

前日より運動能力の劣化を感じるようになった。

これでは、いけないと手すりに掴まっての歩行訓練などに励んでいる。

 

以前は、好きだった映像編集も興味がなくなり、別のことで残った人生を送ろうと考えた。

 

思い残していることを色々考え、昔大の苦手だった数学をやり直してみようと思い立ち、高校のころ、使っていた、チャート式の数学の参考書をAmazonから購入した。

高校の頃、理数系を諦めてので、数Ⅲの経験は無かったけれど、66歳にして、参考書は数Ⅰ、数ⅡB、数Ⅲを求め、数Ⅰからやり直している。

数学が苦手だったので、せめて死ぬまでに、高校レベルの数学ができるようになりたいと思った訳です。

ただ、問題を解くには、思考過程を紙に数式に表していく必要があるが、文字や数字を書けない(みみずが這っているようで、思うように文字書けない)。

しかし、毎日書くことによって、力の入れ方が段々うまくなってきたように思う。

運動神経の劣化により、細かな動きができなくなっているけれど、毎日指を動かすことがリハビリにつながり、症状の進行が遅れる可能性がある。

大脳のトレーニングはボケ防止にもなる。

それと、時間はたっぷりある?(心臓がとまるまで)

難病研究や治療方法ことは、専門家に任せて、良いニュースを待ちながら、自分の残された時間をいつまで、続くかわからないけど、お金もかからないので、年金しか収入のない身としては、エコな趣味にしたいと思います。