20代の事、週2回は繁華街でボロボロになるまで、酒を飲んでいた。
最終的には、やっと立っているくらいの千鳥足、記憶も方々飛んでいた。
憶えていないほうが幸せなことも多々あったろう。
20代、30代のこのような修行の結果は脂肪肝と肥満、高脂血症などの生活習慣病体質になってしまった。
それに追い打ちをかけ、脊髄小脳変性症である。
最近は症状が進んでしまい、一滴もアルコールを摂取しなくても、手すりや柱に掴まっても、目が回って千鳥足になってしまう。
思うように体が動かせないので、一日中ベッドの中か、パソコン前の椅子に沈んでいる。
動くのは、近くなったトイレのとき。
なんとか、歩行器を操り、便器の前まで行くが、そこから後ろ向きに方向を変え、ズボンや下着を下すため両手を使う必要がある。
手放しで立っていられる数秒の間に履いているものを下げなければいけない。
時間切れの場合、トイレの周り中の手摺に掴まる。
用が済んで、下着やズボンを履くのが一苦労。
ベルトと、ファスナー式のズボンの場合、それらを留めるのが大変!
やはり、ジャージかパジャマかな。
パジャマの場合、ワンピースのノーパンが楽そうです。
まだ、実現はしていませんが。
体幹機能が損なわれると立つことができなくなります。
むかしは、アルコールで小脳が麻痺して千鳥足になりましたが、今では小脳が委縮して千鳥足です。
寝たきりもそう遠くはないような気がします。
将来、再生医療が進歩して、注射1本で損なわれた脳神経が再生する日が来るのでしょうか?
人間が想像できることは、殆ど実現していますから、可能性はあるでしょうが、私の時代では無いでしょう。