今朝、車庫にツバメを確認しに行くと、地面に雛が落ちていた。

小さな雛は、まだ生きていたので、慌てて、家族に頼んで、巣に戻してもらった。

しかし、少し経って確認に行くと、また地面に落ちている。

ネットで調べてみると、弱い雛や、障害をもっていた場合、親は育児放棄して巣から落とすそうです。

強いものだけ生き残るという自然淘汰の摂理だそうです。

でも、まだ毛の生えていない、小さな手羽を弱弱しく動かしたり、首を振っています。

割りばしで水をくちばしに付けると、くちばしを動かします。

自分の雛のイメージは、大きなくちばしを目いっぱいあけて、餌を要求する姿ですが、この子は弱々しい。

こんなに、ちびちゃんです。

その姿を見ていると、弱いものは生き残れないのだと、その姿に自分を映してしまいます。

ツバメの世界であれば、難病を患っている障害者は到底生きていけません。

人間で良かったと思います。

周りの人の善意や優しさ、それと政府の政策のお陰で、生きています。

そして、日本に住んでいて良かったと感じるのでした。