税務署から書類が届いた。
相続税に関わる、相続財産に関する、報告書の提出に関する内容で、その報告様式だった。
不動産の評価額・預貯金・生命保険金など・・・・・
難しいことがいろいろ書かれていたので、中学生の時の同級生で元金沢税務署長で、退職後、個人で税理士を営んでいる知人に電話で、相続の相談をした。
連絡をとったのが連休前で、連休後の今日、家に来てもらった。
中2のときの同級生で50年ぶりに会う。
昔、結構仲良くしていたのですが、自分を思い出してもらうまでに、色々なエピソードや、昔のことをこちらから話すうちに、思い出してもらった。
約束の時間10時きっかりに、ピーン・ポーン♪
几帳面さが現れています。
顔を合わすなり、時計が50年前に巻き戻され、広くなった額や、白くなったおつむは、坊主頭の少年に戻っていきました。
女房も同席していましたが、話のまくらで、これまで50年の歴史を説明するうちに、本題の相続の話に入って行きました。
電話や、メールでおおまかな状況を説明してあったので、話はスムーズに進み、当初は遺産が納税に至らないかと思っていましたが、母の病状から財産分割に必要な、署名できないこと、実印がないことから、変化球なしの直球のみで計算してもらったとこころ相続税の支払いが必要であることがわかった。
自分としては、隠す気はなく、お上の決めた制度に沿って、特例や控除後にかかる相続税を払うことにやぶさかではない。
逆に、相続税を払うことになるくらい、遺産を残してくれた父に感謝です。
ただ、父が生前に母が意思表示できるうちに、準備をしておいてくれれば・・・という思いはあります。