胃がんを手術し、いま肺がんが進行中の父ですが、食べれません。
週3回は点滴をしています。
後は寿命に任せます。
骨と、皮だけになり、味覚障害もありますが、先日加登長の卵丼が食べたいと言いました。
80年前の子供のころ、大変美味しかった記憶があるようです。
そのころの外食は、盆と正月?の贅沢で、思い出が美化されているのだろうと思いますが。
親孝行のつもりで、女房の運転で下近江町の加登長総本店に連れていきました。
案の定、一口食べただけで、僕がほとんど、2人前食べました。
父に聞くと「がっかりした」と言いますから、思っていた味とは違ったのでしょう。
味覚障害ですから、何を食べても一緒だと思います。
今日は、揚げたてのとんかつが食べたいと言うので、「食べログ」で調べて行ってきました。
父は「「オオツカ」とか「中村屋」という昔からの店の名前を挙げていましたが、街中の店より郊外が駐車場の関係でよかろうと思い、適当に郊外のとんかつ屋さんに連れて行きました。
車椅子を押して店に入ると、固定された椅子のカウンターしかありません。
車椅子が入る隙間がありませんでしたが、カウンターの角になんとか入れました。
丁度、お昼時で店はいっぱいでした。
値段をみると、安いものばかりです。
平日の昼ごはんを安く提供している店のようです。
いっぱいだった席もあっという間に空きました。
注文したとんかつは揚げたてで熱々ではあったけど、おなかがいっぱいになれば良いという人向きでした。
父には単品でヒレカツを頼み、食べやすいように小さく切ってもらいましたが、案の定2切れほどしか食べませんでした。
一緒に行った娘も、半分残したので、今日もとんかつの定食を二人前、お腹に入れてきました。
12キロ痩せたのに、この調子だと、リバウンドしそうです。
今度は、何が食べたいというのでしょう?
僕としては、回転していない美味しい「にぎり」が、いいのですが・・・・
父を連れての外食は、車椅子と車の乗り降りや本人の我侭で大変です。
僕も、歩行器を押して歩きたいのですが、そうもいきません。
当分、この手の親孝行が続きそうです。