今、練習というか、歌詞を覚えようとしているというか、取り組んでいる歌に
「埴生の宿」がある。
歌詞はこうである。
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埴生(はにゅう)の宿(やど)も 我(わ)が宿
玉(たま)の装(よそおい) 羨(うらや)まじ
長閑(のどか)なりや 春(はる)の空(そら)
花(はな)は主(あるじ) 鳥(とり)は友(とも)
おヽ 我が宿よ 楽(たの)しとも 頼(たの)もしや
書(ふみ)読(よ)む窓(まど)も 我が窓
瑠璃(るり)の床(ゆか)も 羨まじ
清(きよ)らなりや 秋(あき)の夜半(よわ)
月(つき)は主 虫(むし)は友
おヽ 我が窓よ 楽しとも 頼もしや
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この歌詞の意味がよく判らないけれど、
今まで、一度も歌ったことは無いけれど、
何か、郷愁を誘うというか、何かを感じる。
言い回しが、古くて正確な意味はわからないけど、
自分の家は、粗末ではあるが、どんな立派な家より
自分の家がいい。
→故郷を遠く離れている人が、故郷が一番と言っているのか?
といっているのだろうと思う。
ネットで調べると、「ビルマの竪琴」という映画に
印象的に使われていらしい。
1956年のものだろうか?
1985年の中井貴一のものだろうか?
どちらも、観たことがない。
もともとイギリス人の作曲
アメリカ人の作詞で
オペラのなかの曲で、それを日本人の里見義という人が
訳詩したものだそうだ。
最近の通勤時に、小鳩くるみが歌っている「埴生の宿」を
繰り返し聴いている。
そして、もう1曲、”野菊”がお気に入りです。
鮫島有美子で聴いています。