私の病気は、母からの優性遺伝です。

優性遺伝の遺伝確立は50%です。

私の母の母も、この病気だったはずです。

60過ぎから、歩けなくなっていたから。

その時代は、脊髄小脳変性症という病名がついていなかった。


その、おばあさんには4人の子供がいた。

4人とも女性です。

その4人とも、遺伝しています。

その4人の子供たちはのなかで、発病を確認しているのは、私だけです。

でも、母の姉の子供は3人います。50台から60そこそこですが、

その3人とも、歩きにくいらしいです。

発病の可能性があります。


そのほかの兄弟や、従兄弟での発病はまだ聞いていません。

でも時間の問題かもしれません。

このように見ると、50%の確立ではありません。


私、自身こんな病気のキャリアだったと知っていたら・・・・・

後は、祈るのみです。

私の子孫への確立が、50%以下であることを、

赤ん坊のとき亡くした長男だけが遺伝して、いまいる子供たちには

遺伝していないことを。


私が診てもらっている病院で療養している進行性筋ジストロフィー症の

方がいらっしゃいます。

体が、動かなくなっても額のセンサーでパソコンを扱い、詩集を出し、

生きがいを持って生きていらっしゃいます。


それに比べればSCA3なんて大したことはない。

人より老化が20年ほど早いだけです。

なんだって出来る。


まだ、仕事に行けている自分は、幸せです。