近江町市場(おみちょ)に行った。
体が、不自由になり必要以上に外出しなくなっているので
少しでも、行動力を維持しようと時々行く。

金沢の台所と言われ、Wikipediaによると
「石川県金沢市の中心部にある、主に生鮮食品などの食品と生活雑貨を扱う
小売店が主体の市場である。名前の由来は近江商人が作ったことによる。」とある。
280年歴史があるらしい。
http://ohmicho-ichiba.com/portal/servlet/ohmicho.kokoroe_rekishi;jsessionid=F895D06D9C206B709EBB7B7B0267B317?tm=045327714

小学1年の終わりまで、博労町に住んでいて、「おみちょ」は近かった。
昭和33年頃、母は毎日、乳母車に私と弟を乗せ、夕飯のおかずを買いに行ったらしい。

今では年に数回、私が旨いものを探しに行くのと、
蟹の解禁日(11/7)、に「忠村」→香箱
正月の用意(12/30)に行くくらいだ。→甘えび、イカ、トロ、蟹、仏花、等々

昨日は、鰻の肝焼きを探しに行った。
鰻は好物で、身より肝が好きだ。
鰻は「杉本」だが、肝焼きは殆どあったことがない。
「みやむら」にはよく置いてある。

27日は「土用」で鰻を求めて大変な人になる。
値段も相当で、特に今年はどうなるか・・・
という訳で、本日求めに行ったが、どこにも無かった。

何か他に旨そうなものはないか、ブラブラしていた。
最近、観光客目当ての岩牡蠣がどの魚屋にも置いてある。
その場で食べることができる。

でも、地元の者が食すには高価すぎる。
1個1000円から1500円する。
旅の途中なら、感じないかもしれないが、日々の生活の中では、ちょっと・・・
手が出ない。

大松水産の前の大きな二枚貝が目に留まった。
貝殻の直径が10cmくらいはある。
三重産 あさりとある。
1個100円。
10個買った。

30年以上前に三重の鈴鹿で1年くらい、会社の研修を受けたことがある。
その時、大アサリを食べたことがある。

1個が大きいので、予め貝を開いて、中身を一口大に切って、殻に戻して焼いた。
ちょっと、貝汁が減ってしまったが、まあまあでした。
朝、台所は、浜茶屋のような焼き貝の匂いがしています。