中学の頃から、洋楽を聴いている。

その頃は、ラジオの洋楽の週間ベスト20を紹介する番組があり

毎週、その記録を取っていた。


もちろん大学ノートに手書きで、記録していた。

よく聴いていたのは、東芝ヒット・パレードだった。

前田武彦・木本教子が進行していた。

その頃、他にも色々、ラジオには洋楽番組があった。

?盤アワー、ジャパン・ポップ20等等

その頃小林克也はいたのだろうか?

45年以上前のことです。

ビートルズ、クリフ・リチャード、ピーター&ゴードン、ソニー&シェール

ビーチ・ボーイズ、ホリーズ・・・・

ポール・アンカ、コニー・フランシスは私の世代前で、聴かなかった。

レーベルが違っていたのかも。

真空管のラジオだった。


それから、働くようになってステレオを買い、アンプ、スピーカー、チューナー等を

単品で、買い揃えて「FM Fan」という1週間のFM放送の番組表みたいな雑誌の

情報で、エアチェックしていた。

その頃は、カセットレコーダーでカセットテープに録音して聞いていた。

その頃は、渋谷陽一がよく司会をしていた。

番組の録音なので、CMやおしゃべりは手動でレコーダーをストップ、スタートしていた。

私の地域ではFM局もその頃は、NHK1局しかなかった。


その頃は、オーディオお宅が世の中にはいっぱいいた。

JBLのパラゴンというスピーカーは100万円もした。

アルテック、タンノイなんていうスピーカーも我々の中では、話題だった。

マーク・レビンソンとかいうアンプもめちゃ高かった。


管球式(真空管)アンプに凝っている奴もいて、レコードを聞く1時間も前に、電源をいれ、

アイドリングさせ、その間にコーヒーなどを豆から炒って入れ、出来上がった頃に、

コーヒーを飲みながら、1枚のLPを聴くなんてことをして、自己満足している輩もいた。


最初、昔の洋楽について書くつもりが、話がそれてしまった。

昔を、思い出して書いていると、いつも話がそれてしまう。

これも、眠っていた記憶が呼び覚まされて楽しいものだ。