二見興玉神社にお参りした後、ホテルの送迎バスで9時に出発し伊勢駅へ。
駅から歩いて5分、御幸道路に出ると伊勢神宮外宮(げくう)へ着きます。

         

            


     

     

広々として厳かで、神域に入らせていただく気持ちになりました。

外宮とは「豊受大神宮」のことで、天照大神のお食事を司る豊受大神をおまつりしています。
衣食住をはじめあらゆる産業の守り神だそうです。


     
     

こちらが正宮です。
朝の9時過ぎ、まだ人影はまばらでした。

勾玉池の前にある休憩所で一休みした時、初夏の風が心地よかったこと。
神宮の森を渡ってくる風は一服の清涼剤でした。


外宮からバスで15分のところに内宮があります。

やはり内宮の入口は人でいっぱい。
修学旅行生など内宮だけの参拝も多いのでしょうね。


     

こちらは表玄関の五十鈴川に架かる宇治橋です。

内宮とは皇大神宮のこと。
皇室のご祖神である天照大神をおまつりする最高の聖地です。
正式名称は「神宮」、他の神宮と混同しないように「伊勢神宮」と呼ぶようになったのだそうです。

皇室の氏神様として一般人の参拝は長く禁止されていたのですが、江戸時代に解禁されると庶民の間でお伊勢参りが流行し、一生に一度のイベントだったようです。
浮世絵にも伊勢を目指す大勢の民衆が描かれていますね。


     


     

参拝の前に心身を清める五十鈴川御手洗場。
古代のままではと思われる位、きれいな流れでした。

     

こちらが正宮への階段です。
唯一神明造と言われる古代の様式を伝える建物の前では神妙になります。
お願いごとではなく感謝をと書かれていましたので、これまでの息災に感謝しました。


    

青い空、緑の樹々、塵ひとつ落ちていない広い参道、別宮、すべてがシンプルで美しく「This is JAPAN」と言いたいような気分でした。
しかし、朝からの夫婦岩見物から外宮、内宮を巡り、1万歩は歩いたようで疲れて、気温は上がり喉も乾きました。
おかげ横丁の赤福で「赤福氷」を早く食べたいという、凡俗の願いには神様も呆れられたことでしょう。


    

小さな厩舎があって馬も一頭いましたし、こんな高貴なにわとりもいました。
小学生を引率する先生が「神様のおつかいだよ」と言っていました。


そうして、ようやくありつけた赤福の内宮前支店で食べた赤福氷がこれ!

     

最初の一口です~っと生き返るようでした。
中には赤福が1個入っていて、幸せのお味でした!

     

夫は定番の赤福と抹茶のセット。
おみやげに買った赤福よりもここで食べたものが美味しかったとか。
同じ赤福でも出来立ては味が違うのでしょうね。


    

    

こちらはおかげ横丁の有名な赤福本店。
11時頃にはもう行列ができていました。
300年続く赤福、おはらい町通りの中ほどにあるおかげ横丁は平成5年、当時の赤福社長が指揮をとり、140億円をかけて完成させました。
江戸末期から明治初期の鳥居前町を再現した観光地です。
運営は赤福の子会社が行っているそうですので、赤福あっての伊勢ですね。


    

中学の修学旅行生が多かったですね。
誰もが赤福のおみやげを下げていました。
彼らのはしゃいだ声を聞くと、コロナ前が戻ってきたとうれしくなります。
中止かどうか心配していた一大行事が実現して、どんなに喜んだことでしょう。


    

無病息災を願い、伊勢には1年中どこの家にもしめ飾りが掛けられています。
そして、ツバメが止まっていました。

    

伊勢のあちこちで見かけたのがツバメの巣。
こちらは商売繫盛のゲン担ぎでもあるのでしょうね。
伊勢駅にも数えたら5個位の巣があり、ツバメが飛び交っていました。



    

さて、ランチはおかげ横丁の「海老丸」というお店で、三重の郷土料理「てこね寿司」を食べました。
カツオで作るのも多いそうですが、この店のものはマグロでした。
ちらし寿司の一種なのでしょうが、マグロの味と寿司飯がマッチした独特の味で、また食べたくなる美味しさでした。


6時起き、お伊勢参りで疲れたのに、鳥羽まで2駅だからと午後からは鳥羽水族館へ向かうことにしました。