江戸糸あやつり人形の「一糸座」の事務所が一橋学園駅前のビルから、徒歩2,3分の所に引っ越し、カフェやアトリエを併設した所になったと聞いたのが6月だったでしょうか。
ようやく、ボランティアメンバーと一緒に行ってきました!

「一糸座」の看板も中に立て掛けてありますが、カフェの名前は「caféオオワニ通り」、店名は人形映画作家による「ストリート・オブ・クロコダイル」の原作短編にちなんでいるのだそうです。
中に入ると、赤ずきんのおばあさんとオオカミのあやつり人形が迎えてくれるのもユニークです。


ステンドグラス風のドアの向こうにはカウンター席が見えます。
そう、ここは以前「黒潮寿司」の店舗だったのです。

寿司ネタが入っていたケースはカラフルな色合いのガラスで装飾されていてステキです。
イスも寿司屋の時のもののようですね。

テーブル席も落ち着いた感じで、昭和レトロの雰囲気を醸し出しています。
これらの窓やイスやテーブルの修理、壁塗りも一糸座劇団員さんたちの手でやったのだとか。
それというのもコロナ禍の中、全国で開催予定されていた公演も軒並み中止・延期となり、劇団員の生活も圧迫されていき、カフェを併設した拠点づくりに転化したと聞いています。
街の中に伝統文化とカフェがコラボしたお店があるって、素晴らしい。

野菜カレーとコーヒーのセットをランチに頂きました。
オリジナルスパイスを使った何ともやさしいカレーの味でした。
ケーキやプリンなどスイーツメニューも充実していますよ。
以前宴会場だった地下は稽古場、人形制作のアトリエと変貌し、体験教室やミニ公演も行われます。
10月28日から31日まで、午後2時からアトリエ古典公演として「東海道中膝栗毛」が上演されるので予約しました。
高円寺やルネこだいらのステージで一糸座公演を見たことがありますが、三味線の伴奏に合わせて、太夫が語り、人形が動く・・・それも見ているうちに人形に魂が込められ生きているように見えてきました。
何十本もの糸を操る人形遣いの動きの美しさ。
日本が世界に誇れる人形浄瑠璃です。
それが小平にあるとは、自慢できるわが街の文化財産です。
■小平市学園東町Ⅰ-7-41ナカムラビル1F
TEL042-313-5205