久しぶりのブログ更新です。
オリパラ市民プロジェクトの新聞作りで、取材や原稿書きに追われていました。
そして入稿を終えた翌日(10月2日~4日)から3年ぶりに京都へ出かけました。
午後1時半頃、新幹線のぞみで京都駅着。
駅前のホテルに荷物を預け、バスで南禅寺へ向かいます。
バス乗り場で待っている時、順番を譲ってくれた外国人男性。
お礼を言って、どこから来たのか尋ねると応えずに、被っていたキャップのツバを見せます。
そこには「Ireland」と刺繍されていて、思わず「あ~ぁ」と笑ってしまいました。
この日の4日前にラグビーで日本に予想外の敗戦、悔しくて言葉に出したくなかったのでしょうね。
悪いことを聞いてしまいましたが、自国の応援のために一人で、初来日したそう。
このようなラグビー観戦来日も含め、京都駅周辺は外国人がいっぱい。
重厚、壮大な南禅寺


初めての南禅寺、日本の禅寺の中で最も格式高く、京都五山の上におかれる別格のお寺です。
壮大な三門がそれを示していて圧倒されます。

500円を納めると2階に上がれるので、上ってみました。

急な階段を上ると、修学旅行生が数人いました。
歌舞伎(「楼門五三の桐」)の中で石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな~」と見得をきったという場所です。
その周りの風景がこちら。
紅葉の時期はどんなに美しいことでしょうね。
でもその頃は大混雑なのでしょう。


三門前の石灯篭は6mもある、日本最大級の大きさだとか。

三門から法堂に向かい、お参りすると、近くにありました水路閣が。
これも見たくて南禅寺を訪れたのです。

古刹の境内の中にローマの水道橋のようなレンガ建築。
明治20年(1887年)から1年間を費やして建設された琵琶湖疎水のひとつです。
時を経たレンガの色と樹々がマッチして、本当にいい雰囲気。
この時、いた観光客は2,3人ほど。



若いカップルがアーチの中でポーズをとって、写真を撮っていました。
どこにもないような絶好の撮影スポットです。
水路閣は長さ約93.2メートル、幅約4メートル、水路幅約2.4メートルで今も毎秒2トンの水が流れているそう。
この巨大な建設を100年以上も前に、南禅寺境内に完成させた京都の人たちって凄いですね~。
改めて京都の奥深い魅力に触れた心地でした。

苔むした南禅寺の境内に咲く彼岸花。
我が家にしょぼんと咲く彼岸花と違って風雅ですね。
哲学の道を歩いて法然院へ

京都の観光地は着物姿の女性が多いです。
この写真の方々は違うと思いますが、中国、台湾からの若い女性が目立ちました。
レンタルで着せてもらい、SNSにアップするのでしょうね。
蒸し暑い京都なのに感心します。可愛いです。
永観堂を通り、ようやく哲学の道の入口にたどりつきました。

哲学者、西田幾多郎やその弟子三木清などが思索にふけりながら歩いていたので「哲学の道」と名付けられました。
水曜のこの日は静かで、たまに行きかうのは外国人ばかり。
ホントに9割が外国人観光客です。

鴨が仲良く泳いでいたり・・・

古い石碑が残っていたり・・・


芙蓉の花や白い彼岸花がこの道に似合っていました。
暑くて、歩き疲れて、小さなカフェで一休み。
冷たいゆず茶が美味しかったこと!
ここも10人位のお客さんすべてが外国人でしたよ。
私が外国に来た気分でした。
哲学の道を右折し、住宅街の坂を上ると「ゴーン、ゴーン」と山の方から鐘の音。
周りには人の姿もなく、山里に来たような鄙びた雰囲気に浸りました。

法然院の参道の奥に茅葺の山門が見えました。

もう4時過ぎ、山門は無情にも閉まっていました。
がっかりして、横の道を下っていくと・・・

右に曲がる道があり、辿っていくと・・・
まぁ、裏側がオープンになっていて、自由に入れたのです。ラッキー!
やはり外国の女性が一人、お堂の前に座って、何か読んでいました。

山門を内側から見たところ。
両側には白砂を盛った上に模様が描かれている白砂壇(びゃくさだん)があり、
この間を通ると清められるのだそうです。

野趣あふれる境内、紅葉の頃はどんなにステキでしょうか。

観音様にお参りして、わずかな時間でしたが本当に来てよかった。
墓地には谷崎潤一郎や河上肇のお墓があるそうです。

こんなところにもおもてなしのセンスが窺えます。
京料理で1日の締めくくり
バスで京都駅に戻るとお腹ペコペコ。
新幹線の中でサンドイッチを2個食べてから何も食べていなかったのです。
駅地下で3年前に入った店を見つけました。

生麩の田楽(手前)が食べたくて、始まったばかりの松茸土瓶蒸し付きの京御膳を頂きました。
松茸は薄っぺらなもの1枚しか入っていませんでしたけど(庶民価格だから当たり前ですが)
そういえば3年前も同じものを食べたのです。
入りやすい店ってありますよね。
14,000歩位歩いてぐったりした身に、京料理の薄味がやさしく沁みました。

京都タワーのすぐ近くのホテルに泊まりましたが、駅もバスターミナルも地下街もすぐそばという
アクセス抜群の場所で便利さこの上なしでした。