日本財団HIROsのHIROs ACADMY for schoolの一環として小平五小で開かれた車いすバスケットボール体験会を見学する機会を持ちました。

       オリパラ小平市民プロジェクトのメンバーとして5人が参加しました。


       HIROsは現役時代も引退後もアスリートが社会とつながり、社会の手助けとなる活動を積極的に行う取り組みです。

       この日はHIROsプロジェクトのアンバサダーである、小平出身の元女子バレーボール選手、大林素子さんとパラリンピック元車いすバスケットボール選手、根木慎志さんが来校。

       大林さんは1998年のソウル大会以後、3回のオリンピックに出場し、エースアタッカーとして活躍した方。

       根木さんは2000年シドニーパラリンピックの男子車いすバスケットボール日本代表チームのキャプテンを務めた方。

       いずれもトップアスリートのお二人です。


             


       この日は5年生全クラスが体育館に集合して、最初に車いすバスケットボールのルールや使う車いすの操作法などを根木さんが説明。

       試技として、根木さんが3ポイントシュートを入れたり、高速で走ると、子供たちから「お~っ」という歓声が上がりました。

       1組目が赤青に分かれ5対5で対戦、根木さんから応援が何より大切と習った生徒たちの応援合戦がスゴイ!



             


       最初は座ったまま腕だけでシュートするのが難しく、なかなかボールが上がりませんでしたが、徐々に慣れて二人がシュートを入れて拍手喝采。

       次の2組目も皆、バックしたり、止まったり車いすの操作が上手です。

       ほんとに子どもは慣れるのが早いのですね。

       根木さんのリードが絶妙なので、子どもたちはノリノリでした。



       最後は大林さん、先生方、HIROsスタッフなど大人チーム同士の対戦。

       これにも皆がヒートアップ!


            

            

            


       校長、副校長ともシュートが決まり破顔一笑。

       大林さんはムードメーカーとして皆を引っ張っていました。 


           


       3組の体験が終わり休憩時間になると、子どもたちは根木さんと大林さんの周りに駆け寄り握手や質問攻め。

       大林さんには「身長何センチ?」とか。

       一人の男の子に「大林さん、どうだった」と尋ねると「ス・テ・キ」という応えが返ってきました。


       その後はお話の時間。

       根木さんはこれまで体験会や講演会をトータル2600校でやってこられた方。

       全国各地の小・中・高校は言うに及ばず、イギリスやブラジルでも。

       現在も年間220のイベントをこなしているそうです。


       根木さんは高校3年の時、交通事故で脊髄を損傷し以後、車いす生活となりました。

       が、知人の紹介で車いすバスケットボールに出合い、今ではパラスポーツのレジェンドとして活躍中です。

       子どもたちとの初対面で「僕、車いすに乗ってて可哀そうだと思う?めっちゃ楽しいよ。困るのは階段だけ。でもこの学校にもエレベーターがあるから大丈夫だよ」

       といった言葉が印象的でした。

       根木さんのモットーは「出会った人と友だちになること」。

       パラスポーツを通してお互いに違いを認めて、一人一人が輝き、チャレンジできる社会になること。


       大林さんは小学生時代からダントツで背が高くて、いじめにあった経験から、「自分が言われていやなことはしない」。

       「コンプレックスをがんばる武器にしたことで夢が実現した。目標と夢を持って!「」と励ましました。

       
       お二人の言葉は子どもたちにどのような「気づき」を与えたでしょうか。

       「車いすバスケは難しかったけど楽しかった」「二人ともかっこよかった」という感想が多かったけれど、

       トップアスリートと触れ合った時間は刺激的だったのでは?



             


       最後はHIROsからサインパネル、サインボール、缶バッジのプレゼント。

      
            
       見学者にとっても、パラリンピックでぜひ車いすバスケットボールを見たいと思わせる価値ある体験になりました。