ふれあいアカデミー理事長の細谷和丈さんから案内をいただき、市民フォーラムに参加してきました。
 


                 


           今年で14回目になる少子高齢化社会対応のフォーラムです。

           ビジネスマンであった3人の方々の定年後の生き方が三者三様、大変興味深かったです。


                 

           細谷さんは大手電機メーカーを60歳で定年退職後、現役時代に取得した中小企業診断士の国家資格を活かしてSOHOでの起業。

           以来15年、コンサルタントとして多摩地域に貢献しています。

           細谷さんのシニアライフは一言でいえば鼎(かなえ)型。

           ボランティア(八王子市のビジネスお助け隊アドバイザー、ふれあいアカデミー会員等)が1/3。

           研究開発・遊び(ゴルフ)が1/3。

           そして仕事が1/3。



           本当に理想的な定年後の生き方ですね。

           細谷さんは創業するなら自分の経験や資格を活かせる、自分サイズの事業を、と勧めます。

           来月喜寿を迎えられるとのことですが、充実した日々が心身の若さをキープするのでしょう。




                  


           二人目の野中正男さんの演題は「頑張らないように頑張る~成り行き任せ、時々暴走、これからは堅実に~」

           タイトル通りのこれまでの人生を飄々と語られました。

           人にドラマありといいますが、人生の秋を迎えさまざまな生き方に耳を傾けるのもいいものです。

           所属団体に「NPO法人千年文化を考える会 副理事長」とありましたので、どういう会なのか終了後訊ねてみました。

           すると、自然エネルギーに支えられた社会建設の土台を考える会で、昨年市ヶ谷から京都に活動の拠点を移し、

           野中さんは会開催の時は高速バスで京都に通っているのだそうです。


      


                  

                  


                  


            細江卓朗さん、退職後この方ほどボランティア活動を実践している人は小平中探してもいないと思います。

            そのきっかけが定年直後奥様から「ケアタウンがボランティア募集しているから応募してみれば」という声掛けであったとか。

            以来、東日本大震災直後から現地に入っての支援活動や、福島の子供たちを小平や清里に招待するふくしまキッズプロジェクト。

            地域の居場所「コミュニティサロンほっとスペースさつき」を開所して世代間交流を実現。

            「みんなでつくる音楽祭in小平」の(前)実行委員長などその活動範囲は実に幅広く、肩書が数えられないほどです。

            
            細江さんのお話で印象に残ったことば、「一人の子どもを育てるのには一つの村がいる。一人の高齢者を幸せにするのに一つの村がいる。

            一人の高齢者が亡くなると一つの図書館がなくなる」

            静岡県で実施した調査によると、高齢者で運動、栄養に留意し、社会参加もしている人は死亡率が51%減少し、運動、栄養のみの人は32%減少にとどまるという。

            いかに社会参加することが大切か。

            それは今回の3人の方々で実証されていることですね。




            団塊の世代が定年を迎える2007年問題という言葉がかつてありました。

            その当時「ほのぼのマイタウン」20周年記念として定年世代へ向けてのガイドブックを作ったのですが、

            細谷さんも寄稿してくださった一人だったので、その本が残っていればほしいと希望され持参しました。

            あれから11年、当時取材してまわった人々を懐かしく思い出し、今読み返しています。