お久しぶりです。
6月14日~22日の間ドナウ河クルーズに出かけていました。
ところが、帰りの機中が寒かったのと疲れからか風邪をひきダウン。
身体がだるく1週間経っても未だに情けない状態です。
そんな中、昔「ほのぼのマイタウン」の表紙を飾ってくださった中野昌司(まさし)さんがこの1月に亡くなり、
東村山市中央公民館で回顧展が開かれることを絵本作家のやべみつのりさんが知らせてくださいました。
中野さんの絵はほのぼのマイタウン27号(平成2年)の表紙に使わせていただきました。
知的障がいを持つ彼は養護学校を卒業し、当時東村山の福祉作業所「お弁当くらぶ」に入所して間もない頃でした。
ほのぼのマイタウン創刊100号の折も「表紙を飾った作者たち」のその後を追う特集で登場してもらいました。

「ほのぼのマイタウン」100号の特集記事
人の顔を描いていた画風が色鮮やかな抽象画に変わり、専門家からも絶賛されサンフランシスコでも個展が開かれるほどでした。


東村山市中央公民館の会場は46歳で亡くなった中野さんを偲ぶように、若かりし頃の写真などが飾られていました。


人の顔を描いていたこの頃の絵を表紙に使わせてもらいました。

この絵の黄色が印象に残りました。元気が出ます。

色づかい、ちぎった形、味わい深いです。

会場奥の夥しい数の絵、そのダイナミックな色づかいに圧倒されました。
クレパスやマジック、色鉛筆を使ってひたすら描く。
時々手のひらに色を塗り、唇で確かめたり、五感をフルに使って描いた中野さん独自の色の世界。
素晴らしい回顧展でした。
天国ではどんな色の絵を描いていらっしゃるでしょう?
ご冥福をお祈りいたします。