今年も3月11日がやってきました。
あれから7年。
東久留米では今年も「忘れまいその日コンサート」が成美教育文化会館で開かれました。

今回はコンサートとともに、現代アート作家、大小島真木さんのトークと展覧会、東京大学大気海洋研究所教授、青山潤さんの講演と盛りだくさんでした。
このコンサートは東日本大震災の時、大槌町在住だった同級生を失った東久留米の小日向恵美子さんの呼びかけで始まったもの。
震災の翌年からスタートして今年で6回目、小日向さんの思いが地域の人々の心を動かし被災地支援が続けられています。
忘れまいその日コンサート 心に響く歌と演奏
黙とうから始まったコンサート。
東久留米の児童合唱団そよかぜ、東久留米市演奏家協会のソリストの重厚な歌声。
中でもメゾ・ソプラノの古市尚子さんは雨情の「七つの子」を情趣豊かに歌い上げられた。
モアレ・サクソフォン・アンサンブルの演奏も素晴らしかった。
福島市を中心に時々都内でも活動中だそうです。
フィナーレはみんなで歌う「ひょっこりひょうたん島」。
この島のモデルとなった蓬莱島が大槌町にあることから。
「苦しいこともあるだろさ 悲しいこともあるだろさ だけどぼくらはくじけない 泣くのはいやだ 笑っちゃおう~」
懐かしい歌、元気がでる歌です。
忘れかけていましたが、これから自分の応援歌にしたいと思いました。
大小島真木さんの作品展覧会 "人である私たち、大地と海の声を聴く"

2部の大小島真木さんのトークに合わせて、ホール向かいのギャラリーで作品展覧会が開かれていました。
大小島さんは才能あふれる31歳のアーティスト、生まれも育ちも東久留米です。
3年前、彼女が東久留米の南沢氷川神社に天井画「生きとし生けるものたちの饗宴」を奉納したとき取材しました。
その時の記事を掲載したほのぼのマイタウンが会場のテーブルに展示されていたのです。
うれしかったですね~。

この4月半ばからは、大槌町の再建された東京大学国際沿岸海洋研究センターの玄関に天井画を描きます。
きっかけを作ったのも小日向さんで、大槌町を昨夏訪れセンターを見学した時、大小島さんの天井画を連想したとか。
小日向さんの行動力が大小島さんの海の天井画となり、東久留米と大槌町とをつなぎます。
今回の催し純益がこの制作資金へ寄付されるのです。

宇宙プランクトン鯨<46憶年の記憶より>

鯨の胸びれ部分をアップしてみました
会場中央のフロアに置かれたこの作品はレザーに描かれたもの。
大小島さんは昨年1月下旬から1カ月半、アニエス・ベー主宰のフランスの科学探査船「タラ号」にアーティストとしてグアム~横浜間を乗船しました。
乗船中に鯨を題材にした絵を描いたそうですが、トークの折もタラ号船上から発見した鯨の動画を見せてくれました。
死んだ鯨に鳥が集り、サメも寄ってきたとか。
間近に見た生命の連鎖。
巨大な鯨の体もたくさんのプランクトンや銀河で作られていると、大小島さんはいいます。

胎内めぐり セセ・鹿

土の目


ますます進化する大小島さんの世界。
世界にはばたけと応援していますよ。
作品展覧会は3月14日(水)まで
成美教育文化会館1階ギャラリー(東久留米市東本町8-14)TEL:042-471-6600
ほのぼのマイタウンのインタビュー記事はこちらから
http://honobono-mytown.com/csv/T176/V176.pdf