「氷白熊」の本家、天文館むじゃき

3月22日、指宿温泉を発ち、車で1時間の鹿児島市内に寄って帰ることにしました。
市内一の繁華街天文館通りには、白熊の本家「天文館むじゃき」があります。
今や観光スポットとなり、写真右側の白熊ちゃんと一緒に写真を撮る人がいっぱい。
夏は長い行列ができるそうですが、この日はすんなり入れました。

フルーツいっぱいのミルクかき氷といった感じでしょうか。
とても一人では食べきれない大きさです。
その練乳のようでもあるけれど、さっぱりとした独特のミルクが東京では食べられない味。
改良を重ねられた秘伝の自家製ミルクだそうです。
70年も前にここで生まれた白熊。
最初はチェリーやレーズンなどのシンプルなトッピングで、上から見ると白熊に似ていたので、この名が付いたのだそうです。
子ども時代から「夏になったら白熊が食べられる」と楽しみで、私にとって白熊は甘く懐かしい思い出です。
都城の友人が夏になると冷凍の白熊を送ってくれますが、やはり本家で食べるふわふわ氷がおいしいと孫も感激!
抹茶やチョコ、コーヒーなど15種類もの白熊バージョンがありますが、台湾などからの観光客も揃ってこの基本白熊を食べていました。

天文館通りの居酒屋前の西郷どん。
鹿児島の至る所で西郷さんは顕彰されています。
来年のNHK大河ドラマは西郷どんだそうですから、鹿児島は賑わうことでしょうね。
かるかんの元祖、創業安政元年という「明石屋」にも寄って、かるかんを買いました。
島津斉彬公のお声掛かりで生まれたという、ここのかるかんは他店とはやはり一線を画します。
使っている自然薯が違うというか、賞味期限2日という生菓子です。
鹿児島県の田舎は特に古いものが残り、大切にされている気がします。
薩摩藩の歴史に対する人々の誇りを感じます。
都城は昔は鹿児島県で島津発祥の地とされ(出水市という説もあり)、食文化は鹿児島と同様です。
昔、何かで聞いた話ですが、子どもが就職するため東京や大阪へ出ていく時、
鹿児島県人は「故郷に錦を飾るまで帰ってくるな」と送り出すそうです。
対して、宮崎県人は「辛かったらいつでも帰ってこい」と言うのだとか。
偉人を多く輩出している、頑張り屋の鹿児島と、のんびりお人好しの宮崎。
南九州もいろいろ。最初と最後の日が雨で、私の好きな霧島山が見えなかったのがホントに残念でした。
この日の夜は小学校の同級生で縁戚のKさんが、サプライズで彼の兄弟や私の弟夫婦、
9人で「ほのぼのマイタウンお疲れさん会」を開いてくれて、嬉しい限りでした。
駆け足の3泊4日でしたが、高校時代の恩師宅にも行き、孫は幾人もの人たちと初対面しました。
連れ回して気の毒だったけれど、大人の話にじっと耳を傾け、時々楽しそうに笑っていましたっけ。
私のキャリーバッグを軽々と持って、駅の階段をすいすいと駆け上がる姿が頼もしく、成長に感慨深いものを感じました。
少年から大人への階段を上っていくこれから、じじとばばはいつも君のことを見守り、応援しているからね。