1月13日、その2日前に「主人が行けないので新橋演舞場へつきあって」と
歌舞伎大好きの友人Sさんの誘いを受け、即OK。今年初の観劇に出かけました。
新橋演舞場の新春大歌舞伎は市川右近が三代目石川右團次を襲名披露する公演で、
他に海老蔵、猿之助、中車など私の好きな役者が出演すると知り、
「新年から縁起がいいこと!」とわくわくでした。
演舞場入口には新春らしくお祝いの樽酒が飾られていました。



右團次を襲名する右近さんと、二代目右近として初舞台を踏む息子さん二人の巨大写真が壁面に・・・とても素敵で目を引きました。
ロビーにも大きな羽子板が飾られ、華やかなムードです。

夜の部の演目は「義賢最期」「口上」「錣引(しころびき)」「黒塚」
歌舞伎に疎い私が観ても、みんな素晴らしかったです。
義賢役の海老蔵が魅せる迫力の立ち廻り、雨のように降ってくる矢をものともせず・・・。
つい先日テレビの「海老蔵でございまする」という番組で、
妻の麻央さんが闘病中のため、夫として父親として奮闘する海老蔵さんの姿を見たばかり。
困難に立ち向かっていく強さに重なり、じーんときました。
紋付き袴で勢揃いの口上で、6歳の右近ちゃんの可愛いらしかったこと。
テレビで爽やかな笑顔を見せる、右近改め右團次さんは81年ぶりという名前の復活への意気込みと
父の顔とをみせていました。
「黒塚」でみせた猿之助の踊り、幽玄で妖しげで惹きつけられました。
月明りに照らされた芒の原で踊る様は、これからも私の記憶の中に映像として残るでしょう。
演技も踊りも華のある役者たちと一流の演奏者たち、舞台装置、本当に歌舞伎は世界に誇る伝統芸術ですね。

休憩時間には「襲名披露記念膳」この公演限定メニューを頂きました。
とってもいいお味でしたが、急いで食べなきゃならないのが残念でした。
こんなぜいたくな新年の宵をプレゼントしてくれたSさんに感謝、感謝の日でした。