メリークリスマス!

   
   ルネこだいらロビーのクリスマスツリー

   12月23日 ルネこだいらで開かれた、東京コダイラ・シティ管弦楽団の「第九」は大ホールが満員、
   心揺さぶられる演奏と合唱でした。

   指揮者の新田敏則さんは数年前まで小平に住んでいらして、小平の冠をつけたプロのオーケストラを
   立ち上げたいと願い、5年前にルネで1回目の公演を実施なさいました。

   それが5年前の4月、あの東日本大震災の44日後のことでした。
   新田さんは釜石市の出身、毎年のように東北へは演奏旅行に出向いた所縁ある場所。
   音楽仲間も失い、相当なショックを受けられたようでした。

   私は取材を通して、新田さんとは知り合いだったのですが、
   あの1回目の観客は大ホールの十分の一くらいではなかったでしょうか。
   自主公演ですので、多額の赤字を自身が背負われました。

   それでも音楽への情熱は衰えることなく、毎年公演を続けられました。
   今回は定期公演5周年のアニバーサリーとして、合唱団員を募集し、この日は4人のソリストとともに100人を超す大合唱でした。

   大ホールを揺るがすような歓喜の歌を、長身を折るように指揮する新田さんを見るにつけ胸がいっぱいになりました。

   ここまで来るのにどんなに孤軍奮闘なさったことか。
   今日の心中はいかばかりかと、思い巡らしてしまいました。

   最後は拍手がやまず、合唱団の男女の最高齢の方々に指揮者から花束が渡されたのが印象的でした。

   音楽の力って凄い~