『ベストセラー』素敵な映画に出合う
11月20日 夫は会合があるので、夕方まで私は単独行動。
「桜坂劇場」この名前に心惹かれ、調べると午前10時から「ベストセラー」(編集者パーキンズに捧ぐ)上映とのこと。
ゆいレール牧志駅から徒歩10分、国際通りを入ったところにあります。

映画上映だけではなく、ライブイベントや「桜坂市民大学」も開かれるオキナワンカルチャーの発信拠点です。
東京のシネマコンプレックスとの違いは、併設するショップに夥しい数の映画に関する書物が売っていること。
小津監督に関する本、高峰秀子の写真集など国内外の映画本が書架にぎっしり。
映画好きの人にはたまらない場所でしょう。
新発見してウキウキ気分でした。

ミニシアターの一番いい席で観た映画、しかも沖縄で・・・素晴らしかった!
特に編集者パーキンズを演じたコリン・ファース、実話ですのでこんな編集者が本当にいたのかと感動しまくり。
渋くてカッコよかった~ 『英国王のスピーチ』でも卓越した演技でしたが。
天才作家トマス・ウルフ役のジュード・ロウも迫力あって、素敵でした。
ベストセラーを世に出す裏側の編集者と作家。
その命がけの真剣勝負と二人の友情、実に見ごたえがありました。
やちむん通りから壺屋陶器まつりへ
桜坂劇場から窯元や焼き物の店が並ぶ「やちむん通り」へはすぐ。
那覇に来るたびに散策する通りです。

緑に囲まれシーサーが迎える南窯(ふぇーぬかま)


一歩路地に入ると、趣ある赤瓦屋根の窯元が保存されています
日曜日なのに人が少ないと思ったら、「壺屋陶器まつり」のポスターが目につきました。
やちむん通りから離れた牧志駅下の壺屋小学校で開催中なので、来た道に戻ればよかったのに
ずいぶん遠回りしてしまいました。
が、「これが旅というもの、面白いじゃん」と自分に言い聞かせながら歩きました。
昔、有田陶器市で買ったものが食器棚を占め、沖縄に来るたびに小さな漆喰シーサーを買ったり、
毎日使う湯呑も以前やちむん通りで買ったもの。
だからもう陶器は増やさないことにしていますし、重くて荷物になるので「買ったらダメよ」。
それより「壺屋陶器まつりってどういうもんじゃろ?」持ち前の好奇心がムクムクと湧き出した次第。

小学校の運動場いっぱいに壺屋の窯元や店舗が出店していました

大きなシーサーを制作中のイケメンおにいさんはまだこの道3年だとか。
まつりのイベントで初めて見たのが「旗頭披露」。
その旗と竹棹の長さに目を奪われました。
鉦の音とともに陶器市の周りを一周し、旗頭の回りに集まり、
一人がそれを持ち上げるのです。


腰に巻いたさらしの太鼓の上に棹を載せる。
重さは50キロ以上、バランスをとるのが難しそう。
琉球王朝から続く伝統文化だそうです。
那覇には町ごとに、東西7旗、合わせて14の旗頭があり、
てっぺんのトゥールー(灯篭)もそれぞれの町で違うとか。
男意気が感じられる旗頭でした。

出店のスタッフで見かけた外国の女性が
超レトロな二眼レフで撮っていました。
結局、自分用の小さなご飯茶碗を買ってしまいました!(^^)!