地域に開かれた施設、ケアタウン小平の温かさに満ちたフェスタ

  10月30日、今年で9回目になるケアタウン小平応援フェスタが開催されました。
  今回のテーマは「やさしさつないで大きな輪」

  

  中庭を取り囲むように、やきそばやとん汁など食べ物、手作りの小物やお菓子、
  福島の支援物産販売の店が並び、バザーやゲームコーナーも。
  ケアタウン小平のそれぞれの事業活動を紹介した写真展コーナーもありました。

  室内のデイサービスセンター内はアロママッサージやソシオエステ、似顔絵を描いてくれるコーナーも。
  中庭中央では近くの八小の子どもたちとケアタウンのフラダンスや、〇✖クイズ、
  借りもの競争ならぬ「借り人競争」など楽しい企画がいっぱい。
  子どもたちの姿が多いのが目立ちます。
  子どもから高齢者まで、地域の皆がつながり、楽しめるフェスタなのです。

      
       山崎章郎(ふみお)ケアタウンクリニック院長

  ケアタウン小平は11年前に小金井カントリークラブに隣接する緑豊かな地に開設されました。
  医療、看護、介護、住まいが一体となったチームとして連携する複合施設です。
  山崎章郎先生がホスピスでの経験を地域に開き、在宅でのケアに取り組もうと仲間とともに立ち上げられました。

  その当初取材に伺ったことがありますが、11年後の今もあの頃とお変わりなくエネルギッシュです。
  「住み慣れた街で、最期まで、生きて逝く」と先生が言われる通り、私たちは自分が希望する場所(家)で自分らしい最期を迎えたいものです。
  これまでチームは700名以上の方々を在宅で看取ってきたそうです。 

  この日の山崎先生はミニ講演をし、その後中庭でいろいろな人々と談笑中でした。
  車イスのおばあさんとは膝を芝生について、かがみ込むように話し、玉入れに興じ、
  本当に楽しそうでした。

  
  ボランティアが支えるフェスタ

  
  ボランティア手作りのゲーム               笑顔がステキな大学生ボランティア(許可を得て載せています)

  ゲームの係をしていた大学生2人に訊いてみました。
  一人はお母さんがケアタウンでボランティアをやっていて、
  勧められて、フェスタのボランティアに参加したとか。
  もう一人はソーシャルワーカーを目指し、夏休みにケアタウンでボランティア実習をやった時、
  それまで出向いたどの施設にもない「温かみ」をここに感じたそうです。
  「だからまた今日手伝いにきました」とにっこり。
  ステキな二人でした。

  現在ボランティアに登録している人は90名を超すそうです。
  その中には在宅での看取りを経験した方々が約2割いらっしゃるとか。
  この日も数多くのボランティアのみなさんが活躍中。
  いかにケアタウン小平が地域に根ざしているのかが分かります。

  

  ラストは恒例のバルーンリリース。
  カウントダウンして、みんなの夢や願いを書いた1000個のバルーンが空に放たれました。
  高く高く、大空に吸い込まれていくバルーンをみなさんが見上げていました。
  みんながひとつになった瞬間でした。